令和8年4月末の医療施設動態調査、病院・診療所ともに施設数と病床数が減少傾向に
引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m26/is2604.html
引用元: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m26/is2604.html
厚生労働省は、令和8年(2026年)4月末時点における「医療施設動態調査」の概数を公表いたしました。
この調査は、全国の医療施設の活動状況を把握するために毎月実施されているものです。
今回の報告によりますと、病院、一般診療所、歯科診療所のいずれにおいても、施設数および病床数が前月に比べて減少していることが明らかになりました。
医療施設動態調査(令和8(2026)年4月末概数)
(結果の概要.pdf, Page 1)
まず、病院全体の動きを見てみましょう。
令和8年4月末時点における病院の総数は7,951施設となっており、前月に比べて17施設減少しました。
病床数につきましては、1,441,921床で、こちらは前月より2,286床の減少となっています。
内訳を詳しく見ますと、精神科病院が1,052施設で2施設減、一般病院が6,899施設で15施設減となりました。
病床の種類別では、一般病床が863,605床と最も多く、前月から1,550床減少しております。
また、療養病床は262,877床で、249床の減少となりました。
病院の施設数は前月に比べ 17施設の減少、病床数は 2286床の減少。
(結果の概要.pdf, Page 1)
病院 7 951 7 968 △ 17 病院 1 441 921 1 444 207 △ 2 286
精神科病院 1 052 1 054 △ 2 精神病床 310 226 310 689 △ 463
一般病院 6 899 6 914 △ 15 一般病床 863 605 865 155 △ 1 550
療養病床 262 877 263 126 △ 249
(結果の概要.pdf, Page 1)
次に、一般診療所の状況についてお伝えします。
一般診療所の施設数は105,576施設となり、前月に比べて55施設減少いたしました。
そのうち、入院設備を持つ「有床」の診療所は5,032施設で24施設減少しております。
一方で、入院設備を持たない「無床」の診療所は100,544施設となり、31施設の減少にとどまりました。
病床数全体では65,942床となっており、前月から285床減少しています。
このうち療養病床を有する一般診療所は358施設で、前月から5施設減少しました。
一般診療所の施設数は 55施設の減少、病床数は 285床の減少。
(結果の概要.pdf, Page 1)
一般診療所 105 576 105 631 △ 55 一般診療所 65 942 66 227 △ 285
有床 5 032 5 056 △ 24
無床 100 544 100 575 △ 31
療養病床を有する一般診療所(再掲) 358 363 △ 5 療養病床(再掲) 3 410 3 446 △ 36
(結果の概要.pdf, Page 1)
歯科診療所におきましても、施設数の減少が続いております。
令和8年4月末時点の歯科診療所数は65,071施設で、前月から142施設の大幅な減少となりました。
病床数については62床で、前月比で2床の減少となっています。
また、開設者別の内訳を見てみますと、病院全体の7,951施設のうち、医療法人が5,557施設と大部分を占めていることが分かります。
一般診療所におきましても、105,576施設のうち医療法人が48,543施設、個人が38,094施設となっており、この二つの区分が大きな割合を占めています。
歯科診療所では、個人による開設が46,751施設と最も多く、全体の約7割を占めているのが特徴です。
歯科診療所の施設数は 142施設の減少、病床数は 2床の減少。
(結果の概要.pdf, Page 1)
歯科診療所 65 071 65 213 △ 142 歯科診療所 62 64 △ 2
医療法人 5 557 817 043 48 543 52 867 17 608
個人 75 7 295 38 094 7 935 46 751
(結果の概要.pdf, Page 1)
都道府県別の状況についてもデータが示されています。
例えば、病院数が最も多いのは東京都の622施設で、次いで北海道の515施設、大阪府の496施設となっています。
一般診療所の施設数におきましても、東京都が15,536施設と突出しており、大阪府が9,105施設、神奈川県が7,303施設と続いています。
病院の病床数で見ますと、東京都が123,137床、大阪府は101,290床となっており、大都市圏に多くの医療資源が集中している現状がうかがえます。
一方で、病院病床数が最も少ないのは鳥取県の7,942床で、次いで島根県の9,412床、福井県の9,669床となっています。
一般診療所の施設数が最も少ないのは鳥取県の460施設で、高知県の495施設、福井県の566施設と続いています。
東京都 622 220 15 536 8 10 489 123 137 21 118 3 126 109
大阪府 496 203 9 105 1 5 292 101 290 19 235 1 754 8
福岡県 440 190 4 836 48 2 951 79 303 16 072 4 992 383
鳥取 43 24 460 2 242 7 942 1 562 360 10
島根 46 23 674 - 241 9 412 1 624 315 -
福井 67 28 566 4 286 9 669 1 567 648 5
高知 117 67 495 - 319 15 343 4 284 836 -
徳島 101 52 658 8 391 12 767 3 168 1 029 56
(結果の概要.pdf, Page 2)
このように、全国的に医療施設数および病床数は減少傾向を示しております。
厚生労働省では、引き続き医療施設の動態を把握するため、毎月この調査を実施していく予定です。
地域ごとの医療提供体制の確保に向け、今後の推移が注目されます。
医療施設動態調査(令和8(2026)年4月末概数)
(結果の概要.pdf, Page 1)
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