CrossHealth / 薬局アクセスレポート

歩いて行ける薬局が1軒しかない人は、道内に84万人。
その“1軒”にあたる薬局は、769軒※。

北海道 21二次医療圏・188市区町村/いま=2025年・将来=2040年/薬局は厚生局 保険薬局名簿(2026年7月1日現在・近畿厚生局の管内=福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山の7府県は6月1日現在)/概要版・無料 数字の出どころと数え方 →

31.3%
徒歩10分では薬局に届かない人(全国で12番目に小さい)
84万人
徒歩10分以内に薬局が1軒しかない人
769軒
誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局(道内の37.3%・102市区町村を除く)
16.2〜77.6%
徒歩10分では届かない人の割合の、医療圏ごとの開き

なぜ数えるのか

「ここがなくなると遠くなっちゃって困るのよ」——閉局が心配されている薬局で、患者さんから聞いた声です。米国では、薬局が閉まったあと、残された人の服薬が続かなくなることが報告されています(処方薬を切らさず手元に持っていた日数の割合が、閉局のなかった人と比べて閉局後3か月で約6ポイント低くなり、その差が12か月続いた)。私たちが確かめた範囲では、日本で薬局が閉まったときに、服薬がどれくらい続かなくなるかは、まだ調べられていません。車を使えない人にとって、歩いて行ける1軒は、便利さではなく薬を受け取り続けるための足場です。制度の上でも、健康の相談や自宅への訪問を担う薬局が位置づけられています(健康サポート薬局・地域連携薬局/医薬品医療機器等法 第6条の2第1項第4号・同施行規則 第1条の2第2項第5号)。どこにその1軒があるかを知っておけば、閉まる前に、別の届け方を用意できます。

文・木内翔太

いま(2025年)── 歩いて届くか徒歩10分で届かない人は31.3%。医療圏では16.2%から77.6%まで開く

道全体は全国で12番目に小さい。開きの両端は札幌と南檜山である。

上川中部:徒歩10分を超える人 24.5%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 66軒(クリックで詳細)上川北部:徒歩10分を超える人 57.2%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 13軒(クリックで詳細)中空知:徒歩10分を超える人 60.7%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 14軒(クリックで詳細)北渡島檜山:徒歩10分を超える人 64.6%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 3軒(クリックで詳細)北空知:徒歩10分を超える人 76.5%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 3軒(クリックで詳細)北網:徒歩10分を超える人 50.2%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 41軒(クリックで詳細)十勝:徒歩10分を超える人 42.5%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 64軒(クリックで詳細)南檜山:徒歩10分を超える人 77.6%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 2軒(クリックで詳細)南渡島:徒歩10分を超える人 34.8%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 67軒(クリックで詳細)南空知:徒歩10分を超える人 63.6%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 24軒(クリックで詳細)宗谷:徒歩10分を超える人 61.1%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 10軒(クリックで詳細)富良野:徒歩10分を超える人 60.5%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 5軒(クリックで詳細)後志:徒歩10分を超える人 44.4%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 35軒(クリックで詳細)日高:徒歩10分を超える人 65.0%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 12軒(クリックで詳細)札幌:徒歩10分を超える人 16.2%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 275軒(クリックで詳細)東胆振:徒歩10分を超える人 37.6%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 39軒(クリックで詳細)根室:徒歩10分を超える人 65.7%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 9軒(クリックで詳細)留萌:徒歩10分を超える人 55.3%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 9軒(クリックで詳細)西胆振:徒歩10分を超える人 47.2%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 39軒(クリックで詳細)遠紋:徒歩10分を超える人 69.7%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 —(クリックで詳細)釧路:徒歩10分を超える人 42.3%/誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局 39軒(クリックで詳細)11 南渡島22 南檜山33 北渡島檜山44 札幌55 後志66 南空知77 中空知88 北空知99 西胆振1010 東胆振1111 日高1212 上川中部1313 上川北部1414 富良野1515 留萌1616 宗谷1717 北網1818 遠紋1919 十勝2020 釧路2121 根室

10%以下10〜20%20〜40%40〜60%60%超
色=徒歩10分では届かない人の割合。医療圏をクリックすると、その圏のページへ進む。

番号=地図の医療圏・%=徒歩10分では届かない人

  1. 1南渡島34.8%
  2. 2南檜山77.6%
  3. 3北渡島檜山64.6%
  4. 4札幌16.2%
  5. 5後志44.4%
  6. 6南空知63.6%
  7. 7中空知60.7%
  8. 8北空知76.5%
  9. 9西胆振47.2%
  10. 10東胆振37.6%
  11. 11日高65.0%
  12. 12上川中部24.5%
  13. 13上川北部57.2%
  14. 14富良野60.5%
  15. 15留萌55.3%
  16. 16宗谷61.1%
  17. 17北網50.2%
  18. 18遠紋69.7%
  19. 19十勝42.5%
  20. 20釧路42.3%
  21. 21根室65.7%

いま(2025年)── 歩いて行ける唯一の薬局誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局は、769軒(102市区町村を除く)。宗谷では4軒に3軒にあたる

徒歩10分以内に薬局が1軒しかない人は84万人(住民の16.7%・全国13.8%)。その唯一の薬局は道内の薬局の37.3%にあたる(102市区町村を除く。全国は35.2%)。

この数は、徒歩10分という1つの物差しで見た場合です。どの薬局も、在宅の訪問・健康の相談・夜間や休日の対応などで、地域を支えています。

その圏の薬局のうち、誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局の割合(色は地図と同じ)。軒数は補足の表に。※印の圏は、町ごとの値を出していない市区町村(薬局が少ないなど、数字が1つの店を指してしまう町)を除いた合計で、割合の分母(その圏の薬局の数)からも除いています:札幌(当別町・新篠津村)・上川中部(鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町)・南渡島(松前町・福島町・知内町・木古内町・鹿部町)・東胆振(白老町・厚真町・安平町・むかわ町)・釧路(釧路町・厚岸町・浜中町・標茶町・弟子屈町・白糠町)・十勝(士幌町・上士幌町・鹿追町・新得町・中札内村・更別村・大樹町・広尾町・池田町・豊頃町・本別町・足寄町・陸別町・浦幌町)・後志(寿都町・ニセコ町・真狩村・喜茂別町・京極町・積丹町・古平町・仁木町)・北網(津別町・斜里町・清里町・小清水町・訓子府町・大空町)・留萌(増毛町・苫前町・遠別町・天塩町)・上川北部(和寒町・剣淵町・下川町・中川町)・富良野(上富良野町・南富良野町)・中空知(芦別市・歌志内市・奈井江町・浦臼町・新十津川町)・宗谷(浜頓別町・中頓別町・枝幸町・豊富町・利尻町・利尻富士町・幌延町)・南空知(夕張市・三笠市・南幌町・由仁町・月形町)・北渡島檜山(長万部町・今金町・せたな町)・日高(日高町・平取町・新冠町・様似町・えりも町)・根室(根室市・標津町・羅臼町)・遠紋(紋別市・佐呂間町・遠軽町・湧別町・滝上町・興部町・雄武町)・北空知(秩父別町・沼田町)・南檜山(上ノ国町・厚沢部町・乙部町)。

2040年 ── 処方せん2040年の処方せんは、分業率が上がると置いても減る

道内の院外処方せんは2025年の3,414万枚から2040年に3,124万枚へ、8.5%減る(札幌を除く20圏で減る)。院外処方率(北海道85.5%・全国80.7%)が中央値81.2%まで上がる圏があると置いても、8.0%減る(21圏のうち5圏が対象)。

では、どうすればよいか薬局が10軒以上ある36市区町村のうち28で、誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局が3割を超える

3割を超えるのは一部の市区町村ではなく、大半です。3割で市区町村を選び分けても、対象は絞れません。どちらの薬局名簿にも薬局が載っていない27町村(住民 計6.0万人)と、徒歩10分では薬局に届かない157万人(31.3%)が、計画の中で数える対象になりえます。その地域で、備える手立て(承継の相談先・自宅への訪問・オンライン服薬指導と配送)が使える状態にあるかを、確かめておくことができます。

3割を超える市区町村:網走市 92.3%・音更町 83.3%・稚内市 76.9%・石狩市 76.2%・北斗市 75.0%・札幌市清田区 75.0%・札幌市南区 72.5%・北広島市 72.2%・余市町 66.7%・登別市 64.7%・恵庭市 61.5%・北見市 61.0%・苫小牧市 57.4%・釧路市 52.0%・名寄市 50.0%・留萌市 50.0%・帯広市 47.6%・札幌市厚別区 47.6%・千歳市 47.2%・伊達市 46.7%・新ひだか町 46.2%・岩見沢市 41.9%・富良野市 41.7%・江別市 38.9%・滝川市 36.8%・室蘭市 35.7%・旭川市 33.7%・札幌市手稲区 31.0%

薬局が9軒以下の152市区町村は、1軒の増減で割合が大きく動くため、3割の数え方には入れていません。

どちらの薬局名簿(保険薬局名簿・施設基準届出受理医療機関名簿)にも薬局が載っていない町村:奥尻町・島牧村・黒松内町・蘭越町・留寿都村・共和町・泊村・神恵内村・赤井川村・上砂川町・妹背牛町・雨竜町・北竜町・中富良野町・占冠村・美深町・音威子府村・幌加内町・小平町・初山別村・猿払村・礼文町・置戸町・西興部村・豊浦町・壮瞥町・鶴居村(27町村・住民 計60,121人)

無料レポート

市区町村ごとの1枚(A4)

薬局の数と、歩いて届く範囲を、A4の1枚にまとめました。出典と作成時点を入れてあるので、そのまま会議やご相談の資料にお使いいただけます。受け取る地域をお選びください(188地域)。

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補足数字の中身と数え方

21の医療圏の数字(表)
医療圏薬局数徒歩10分では
届かない人
歩いて行ける
唯一の薬局
処方せん 2025→2040
(分業率そのまま)
同
(分業率の仮定)
院外
処方率
札幌 →98916.2%275軒(28.0%)
(2市区町村を除く)
+0.1%+0.1%※85.6%
上川中部 →20424.5%66軒(34.4%)
(7町を除く)
−10.7%−10.7%※85.5%
南渡島 →20134.8%67軒(34.7%)
(5町を除く)
−17.3%−17.3%※89.6%
東胆振 →7437.6%39軒(57.4%)
(4町を除く)
−9.1%−9.1%※85.1%
釧路 →9242.3%39軒(52.0%)
(6町を除く)
−17.6%−17.6%※93.0%
十勝 →14142.5%64軒(57.1%)
(14市区町村を除く)
−8.4%−8.4%※83.1%
後志 →10644.4%35軒(36.1%)
(8市区町村を除く)
−22.3%−22.3%※85.3%
西胆振 →8047.2%39軒(48.8%)−21.0%−21.0%※88.7%
北網 →7250.2%41軒(65.1%)
(6町を除く)
−14.9%−14.9%※83.4%
留萌 →2055.3%9軒(56.2%)
(4町を除く)
−27.3%−16.1%70.3%
上川北部 →2357.2%13軒(68.4%)
(4町を除く)
−22.9%−22.9%※87.8%
富良野 →1660.5%5軒(41.7%)
(2町を除く)
−19.0%−19.0%※92.4%
中空知 →4560.7%14軒(42.4%)
(5市区町村を除く)
−23.0%−23.0%※86.2%
宗谷 →2361.1%10軒(76.9%)
(7町を除く)
−21.9%−21.9%※86.9%
南空知 →6763.6%24軒(42.9%)
(5市区町村を除く)
−22.2%−6.2%67.3%
北渡島檜山 →1364.6%3軒(60.0%)
(3町を除く)
−24.2%−24.2%※84.0%
日高 →2965.0%12軒(57.1%)
(5町を除く)
−20.7%−20.7%※98.4%
根室 →2565.7%9軒(69.2%)
(3市区町村を除く)
−15.1%−15.1%※93.9%
遠紋 →1969.7%—
(7市区町村を除く)
−22.4%−20.0%78.8%
北空知 →1176.5%3軒(33.3%)
(2町を除く)
−25.8%−11.8%68.3%
南檜山 →977.6%2軒(33.3%)
(3町を除く)
−29.0%−24.0%75.8%

徒歩10分では届かない人の割合が小さい順。「誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局」の割合は、その圏の薬局数に対する割合。処方せんの2列は2040年の推計で、いま(2025年)の数字とは時点が違います。※は院外処方率がすでに全国の中央値(81.2%)以上で、分業率の仮定を当てていない圏です(左の列と同じ値)。

閉局 ── 廃止届と、本当に閉まった薬局

2025年8月から2026年6月までの11か月に、道内で出された薬局の廃止届は116件でした(集計期間が11か月(12か月に満たない))。そのうち70件は承継か移転で、営業は続いています。本当に閉まったのは46軒(道内の薬局の2.04%)です。

期間は、厚生局の名簿がそろっている直近の月から自動で選んでいます。11か月ぶんの件数で、1年ぶんではありません。

北海道保健医療計画のなかの薬剤師

北海道保健医療計画(第8次・令和6〜11年度)の本文から、薬剤師・薬局に関する記述を抜き出しました。計画は、薬剤師偏在指標・薬局の偏在・薬剤師確保策・二次医療圏ごとの薬剤師について書いています。薬剤師少数区域については、記述が見あたりません。

道の薬剤師偏在指標も0.96と、ほぼ充足 していると評価できますが、第二次医療圏ごとの薬剤師偏在指標では、札幌圏のみが 1を超えており、その他の医療圏では1を下回っています。

○ 病院薬剤師と薬局薬剤師を合わせて算出された薬剤師偏在指標は、日本全国で0.99 であり、ほぼ充足していると評価されます。

引用は計画本文からそのまま抜き出したものです(要約・言い換えはしていません)。計画の改定により記述は変わります。

機能の届出(厚生局の名簿)

地方厚生局の「施設基準届出受理医療機関名簿」(令和8年7月1日版)に載っている道内の保険薬局は2,247軒です。届出の割合は、地域支援・医薬品供給対応体制加算 94.2%(全国90.8%)、かかりつけ薬剤師(服薬管理指導料の注1・推定)66.4%(全国59.4%)、在宅薬学総合体制加算 44.1%(全国40.9%)、電子的調剤情報連携体制整備加算(推定)84.2%(全国84.2%)です。県の順位は付けていません(名簿の版や旧い届出名の扱いで入れ替わるため)。「推定」の2項目は、令和8年度改定で届出の名称が変わったため、後継と判断した区分で数えています。届出は「その体制をとると届け出た」という記録で、提供した量ではありません。分母が名簿の薬局数なので、このページの他の薬局数(2,259軒)とは一致しません。

2045年の薬局の店数を出していない理由

将来の薬局の店数は、閉じる側(廃止届)と開く側(新規指定)の数え方がそろわないため、推計を出していません。そのまま計算すると全国で薬局が2割以上増える結果になり、実態と合わないからです。

限界と数え方・地図の使い方
  • 出所:厚生局・GMIS・NDBオープンデータ・社人研の将来推計人口など。検算と不確実性は方法論のページに。
  • 言えること:地域単位(道・二次医療圏)で、住民が歩いて薬局に行けるか。
  • 言えないこと:個々の薬局の見通し・個店の順位・出店や撤退の判断は扱いません。
  • 徒歩分:250mメッシュ(2025年推計人口)ごとに道路網(OSRM)で計算。道外の薬局も歩いて届けば数えます。
  • 歩いて行ける薬局が1軒しかない人:徒歩10分以内にある薬局がちょうど1軒の人。その1軒が閉まると、歩いて10分では届かなくなる。
  • 薬局の数:厚生局 保険薬局名簿(2026年7月1日現在・近畿厚生局の管内=福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山の7府県は6月1日現在)。調剤を行う薬局のみ。
  • 人口は2020年国勢調査をもとにした推計(社人研2023年推計)で、2021年以降の人口の動きは反映していません。薬局は2026年7月の名簿です。
  • なぜ10分か:国の都市評価は徒歩圏を半径800mとしています。これを不動産広告の換算(道路距離80mで1分)に当てると10分。CrossHealthはこの10分を目安に用いています(国土交通省「都市構造の評価に関するハンドブック(改定版)」令和8年1月 p.16・p.21/不動産の表示に関する公正競争規約施行規則 第15条第9号)。道路網の徒歩10分は、直線でおよそ600m相当で、800mより狭い範囲です(大阪・茨城・鳥取の72,834メッシュで一致率95.4%)。
  • なぜ数えるのか(出典):Qato DM, et al. JAMA Netw Open. 2019;2(4):e192606(米国の閉局と服薬の継続)/医薬品医療機器等法 第6条の2第1項第4号・同施行規則 第1条の2第2項第5号(薬局の役割)。
  • 地区の物差し:医師には、国が地区ごとに数える「無医地区」があります。薬局について国が公表しているのは、私たちが確かめた範囲で、町村に1軒も無いかどうか(無薬局町村)までです。
  • 誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局:徒歩10分以内に薬局が1軒しかない人がいて、その人にとってのその1軒。所在地で道内にあるものを数えます。
  • ※県の「誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局」の数と割合は、数字が特定の店を指すことになる市区町村を除いて数えています(全国の値は除いていません)。
  • 処方せん:NDBの医療圏別実績に、年齢ごとの受療率を固定して将来人口を当てた推計。分業率の仮定:院外処方率(処方箋料の算定回数を、処方料と処方箋料の合計で割った値・NDBオープンデータ)が全国の医療圏の中央値(81.2%)より低い圏は、2040年までにその値まで上がるとしました。
  • 閉局の数え方:閉局の数を出すのは、厚生局の廃止名簿の号から6か月以上の期間が決まり、その期間の廃止届を集計に使う版で数え直せる(再現率0.85以上)38都道府県です。全国では、2025年4月から2026年6月に出された薬局の廃止届4,175件のうち62.3%が承継か移転でした(47都道府県)。届が集まっている範囲で計算しています。始まりの月は名簿の最初の号の月で、件数はわずかに少なく出うる(下限)。
  • 医療圏は国土数値情報A38由来のマスタ(第8次医療計画準拠)。
  • 人の割合(歩いて行ける薬局が1軒しかない人・徒歩10分では届かない人)は住民(2025年推計人口)に対する割合、誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局の割合は道内の薬局に対する割合です。
  • 全国の値(歩いて行ける薬局が1軒しかない人=住民の13.8%・誰かにとって、歩いて行ける唯一の薬局=薬局の35.2%・院外処方率80.7%)は、47都道府県を同じ名簿・同じ物差しで数えた値です(1枚レポートと同じ計算)。全国での位置は、47都道府県を同じ物差し(徒歩10分では届かない人の割合)で比べたものです。
  • 地図:道 → 医療圏 → 市区町村の3段階で下りられます。医療圏ページの地図は、まだ以前の物差し(1軒あたり処方せんの圏内での動き)です。