令和8年5月末の医療施設動態調査が公表、一般診療所は増加するも病院・歯科診療所は減少へ
引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m26/is2605.html
引用元: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m26/is2605.html
厚生労働省は、令和8年5月末現在の医療施設動態調査の概数を公表いたしました。
この調査は、全国の医療施設の分布や病床数の状況を明らかにするために毎月実施されているものです。
今回の報告では、病院の減少や一般診療所の増加といった動きが見られており、日本の医療提供体制の現状を反映する内容となっています。
医療施設動態調査(令和8(2026)年5月末概数)
(結果の概要.pdf, Page 1)
主要な論点の1つ目は、病院の施設数と病床数がともに減少している点です。
令和8年5月末時点における全国の病院数は7,949施設となり、前月である4月末の7,951施設と比べて2施設減少しました。
また、病院の病床数についても、5月末時点で1,441,838床となり、前月の1,441,921床から83床減少していることが明らかになりました。
種類別に見ますと、精神科病院は1,052施設で前月と変わらないものの、一般病院が6,897施設と2施設減少しています。
病院の施設数は前月に比べ 2施設の減少、病床数は 83床の減少。
(結果の概要.pdf, Page 1)
病院 令和8(2026)年5月 7 949 令和8(2026)年4月1) 7 951 増減数 △ 2
(結果の概要.pdf, Page 1)
主要な論点の2つ目は、一般診療所の施設数が増加する一方で、病床数は減少している点です。
一般診療所の施設数は、令和8年5月末時点で105,690施設となり、前月の105,569施設から121施設増加しました。
その内訳をみますと、有床診療所が5,022施設と10施設減少したのに対し、無床診療所は100,668施設と131施設増加しており、無床化が進む傾向がうかがえます。
一方、一般診療所の病床数は65,731床となり、前月の65,942床から211床減少しています。
一般診療所の施設数は 121施設の増加、病床数は 211床の減少。
(結果の概要.pdf, Page 1)
一般診療所 令和8(2026)年5月 105 690 令和8(2026)年4月1) 105 569 増減数 121
(結果の概要.pdf, Page 1)
主要な論点の3つ目は、歯科診療所の施設数が減少した一方で、病床数には変化がなかった点です。
歯科診療所の施設数は、令和8年5月末時点で65,057施設となり、前月の65,069施設から12施設減少しました。
これに対して、歯科診療所が有する病床数については、5月末時点で62床となっており、前月と比べて増減はありませんでした。
歯科診療所全体の施設数は減少傾向にあるものの、病床を持つ歯科診療所の規模自体には変動が見られなかったことが示されています。
歯科診療所の施設数は 12施設の減少、病床数は 増減なし。
(結果の概要.pdf, Page 1)
歯科診療所 令和8(2026)年5月 65 057 令和8(2026)年4月1) 65 069 増減数 △ 12
(結果の概要.pdf, Page 1)
今回の集計において、基準となる令和8年4月末の数値は、令和7年医療施設調査の取りまとめに伴い、令和7年9月以降のデータが再集計されたものが用いられています。
この再集計後の4月末現在のデータによりますと、全国の病院数は7,951施設、病床数は1,441,921床となっています。
また、一般診療所は105,569施設で病床数が65,942床、歯科診療所は65,069施設となっています。
今回の5月末概数は、これらの再集計された確定的な数値を基準として、前月からの増減が算出されています。
注:1)令和7年医療施設(動態)調査の取りまとめに伴い、令和7年9月以降を再集計したため、「医療施設動態調査(令和8年4月末概数)」で公表した数値とは異なる。
(結果の概要.pdf, Page 1)
総数 7 951 1 441 921 105 569 65 942 65 069
(再集計による令和8年4月末概数.pdf, Page 1)
開設者別の状況をみますと、医療法人が開設する施設が依然として大きな割合を占めています。
令和8年5月末時点で、医療法人が開設する病院は5,555施設、その病床数は817,033床にのぼります。
一般診療所においても、医療法人が48,676施設、個人が38,008施設となっており、この2つの区分が全体の大部分を占めていることがわかります。
また、個人が開設する歯科診療所は46,654施設となっており、歯科診療所全体の約7割を占めています。
医療法人 5 555 817 033 48 676 52 688 17 686
(結果の概要.pdf, Page 1)
個人 75 7 295 38 008 7 920 46 654
(結果の概要.pdf, Page 1)
このように、医療施設動態調査の最新データからは、病院や歯科診療所の緩やかな減少と、一般診療所の着実な増加という対照的な動きが確認されました。
厚生労働省では、今後も毎月の動態調査を通じて、全国の医療提供体制の変動を継続的に把握していく方針です。
今回の調査結果は、地域における医療資源の適正配置や、今後の医療政策を検討するための重要な基礎データとして活用されます。
医療施設動態調査(令和8(2026)年5月末概数)
(結果の概要.pdf, Page 1)
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