令和7年度の医療費動向が公表、一日当たり医療費の上昇と受診日数の減少が明らかに
厚生労働省は最新の医療費動向をまとめた「最近の医療費の動向」の令和7年度1月号を公表しました。
この資料は、医療機関から請求された診療報酬明細書などのデータを集計し、概算医療費や医療保険が適用された医療費の状況を分析したものです。
全体的な傾向として、医療費総額は前年の同じ時期に比べて増加する動きが続いています。
最近の医療費の動向 [概算医療費] 令和7年度1月号
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《メディアス》 最近の医療費の動向 [医療保険医療費] 令和7年度1月号
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主要な動きの1つ目は、概算医療費の総額と伸び率についてです。
令和7年度(4月〜1月)における概算医療費の累計は41.0兆円となりました。
これは前年の同じ時期と比べて、2.4%の増加となっています。
また、直近の令和7年1月単月の医療費は4.1兆円で、対前年同月比で1.9%増加しました。
1 概算医療費とその伸び
・令和7年度1月の医療費は4.1兆円(対前年同月比+1.9%)
・令和7年度(4月~1月)の医療費は41.0兆円(対前年同期比+2.4%)
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2つ目は、「一日当たりの医療費」と「受診延べ日数」の相反する動きです。
令和7年度(4月〜1月)の「一日当たりの医療費」は、前年の同じ時期と比べて3.4%増加しました。
その一方で、患者が実際に医療機関を受診した日数を示す「受診延べ日数」は、0.9%減少しています。
つまり、受診する日数は減っているものの、受診した際の一日当たりの医療費が高くなっている状況がうかがえます。
2 「一日当たりの医療費」の伸び
・令和7年度(4月~1月)の対前年同期比 +3.4%
3 「受診延べ日数」の伸び
・令和7年度(4月~1月)の対前年同期比 ▲0.9%
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3つ目は、医療保険が適用された医療費における診療種類別の増加状況です。
令和7年度4〜1月の医療保険適用分において、歯科医療費の伸び率は前年同期比で3.5%の増加となりました。
さらに、調剤医療費についても、前年同期比で3.3%の増加を記録しています。
このように、医科だけでなく歯科や調剤といった各分野においても、医療費が前年を上回って推移していることが分かります。
4-2. 歯科医療費の伸び率(対前年同期比)
令和7年度4~1月 総計 3.5
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5-2. 調剤医療費の伸び率(対前年同期比)
令和7年度4~1月 総計 3.3
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今回の公表結果から、受診日数の減少を一日当たりの医療費の上昇が上回る形で、医療費全体の増加が続いている構造が確認されました。
今後も、高齢化の進展や医療技術の高度化、薬価の影響などが医療費に与える変化について、引き続き注視していく必要があります。
2 「一日当たりの医療費」の伸び
・令和7年度(4月~1月)の対前年同期比 +3.4%
3 「受診延べ日数」の伸び
・令和7年度(4月~1月)の対前年同期比 ▲0.9%
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