令和8年4月分人口動態統計、出生数は前年同月比3.2%増加し死亡数は6.0%減少、自然減の幅が縮小
引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2026/04.html
引用元: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2026/04.html
導入
厚生労働省は、令和8年9月8日に最新の人口動態統計を公表しました。
今回発表されたのは、令和8年4月分の月報の概数となります。
この統計は、日本国内で発生した日本人に関する事象を集計したものです。
全体的な傾向として、出生数の増加と死亡数の減少がみられます。
人口動態調査は、「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び
死産の全数を対象としているが、本報告は日本において発生した日本人に関する事象を客体として集計したもの
であり、この人口動態統計月報(概数)に若干の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。
(結果の概要.pdf, Page 1)
人口動態調査は、市区町村に届け出があった際に作成される調査票を取りまとめています。
月報の概数は、各調査月の約5か月後に公表されるスケジュールとなっています。
今回の公表により、令和8年春期の人口動態の動向が明らかになりました。
人口動態調査は、市区町村に届け出のあったとき調査票を常時作成するものであって、人口動態統計月報(概
数)では次の調査票をとりまとめ、各月分として公表するものである。
(調査の概要.pdf, Page 1)
主要な論点・合意事項
1. 出生数の増加と婚姻数の推移
令和8年4月の出生数は56,441人となりました。
これは前年同月の54,686人と比べて、1,755人増加しています。
率に換算すると、3.2%の増加となりました。
また、1月から4月までの累計出生数は206,971人であり、前年同期と比べて1,446人、0.7%増加しています。
一方で、4月の婚姻数は29,500組となり、前年同月の30,287組から787組、2.6%減少しました。
出生 56 441 (令和8年) 54 686 (令和7年) 1 755 (差引増減) 3.2 (増減率)
累計 1月〜4月 出生 206 971 (令和8年) 205 525 (令和7年) 1 446 (差引増減) 0.7 (増減率)
婚姻 29 500 (令和8年) 30 287 (令和7年) △ 787 (差引増減) △ 2.6 (増減率)
(結果の概要.pdf, Page 1)
出生数や婚姻数の算出にあたっては、届出の時期に関する規定が設けられています。
4月分などの各月分は、各月中に発生し、翌月14日までに届け出られたものなどが集計対象となります。
ただし、前月以前に発生して報告期限を過ぎたものも一部含まれます。
各月中に発生し、各月1日~各月の翌月1
4日までに届け出られ、定められた期限ま
でに厚生労働省へ報告されたもの。ただ
し、当該年中の前月以前に発生し、各月
の報告期限を過ぎたものも含む。
(調査の概要.pdf, Page 1)
2. 死亡数の減少および乳児死亡数の動向
令和8年4月の死亡数は120,731人となりました。
前年同月の128,369人に比べて、7,638人減少しています。
減少率は6.0%となりました。
1月から4月までの累計死亡数は532,197人であり、前年同期比で53,160人、9.1%減少しています。
また、生後1年未満の死亡を指す乳児死亡数については、4月分は75人となりました。
これは前年同月の114人に比べて39人、34.2%の減少となっています。
死亡 120 731 (令和8年) 128 369 (令和7年) △ 7 638 (差引増減) △ 6.0 (増減率)
累計 1月〜4月 死亡 532 197 (令和8年) 585 357 (令和7年) △ 53 160 (差引増減) △ 9.1 (増減率)
乳児死亡 75 (令和8年) 114 (令和7年) △ 39 (差引増減) △ 34.2 (増減率)
(結果の概要.pdf, Page 1)
乳児死亡や新生児死亡といった用語には、それぞれ厳密な定義が定められています。
乳児死亡は生後1年未満の死亡、新生児死亡は生後4週未満の死亡を指します。
これらの数値も、今回の月報において詳細に集計されています。
乳 児 死 亡 : 生後1年未満の死亡
新 生 児 死 亡 : 生後4週未満の死亡
(調査の概要.pdf, Page 2)
3. 自然増減数の減少幅縮小
出生数の増加と死亡数の減少に伴い、自然増減数の減少幅が縮小しました。
令和8年4月の自然増減数はマイナス64,290人となりました。
前年同月はマイナス73,683人であったため、減少幅が9,393人縮小しています。
また、1月から4月までの累計自然増減数はマイナス325,226人となりました。
前年同期のマイナス379,832人と比べて、54,606人減少幅が縮小しています。
自然増減 △ 64 290 (令和8年) △ 73 683 (令和7年) 9 393 (差引増減)
累計 1月〜4月 自然増減 △ 325 226 (令和8年) △ 379 832 (令和7年) 54 606 (差引増減)
(結果の概要.pdf, Page 1)
自然増減数は、出生数から死亡数を減じることで算出されます。
算出に用いられる計算式は、年換算率として表章される仕組みとなっています。
分母には、各月の月初人口に月間日数を乗じた数値などが用いられます。
自 然 増 減 : 出生から死亡を減じたもの
(調査の概要.pdf, Page 2)
自然増減率 =
その月の月間出生数 − その月の月間死亡数
その月の月初人口 × その月の月間日数 / 年間日数
× 1,000
(調査の概要.pdf, Page 2)
結び
今回公表された令和8年4月分の人口動態統計は、前年同月と比較して出生数の増加と死亡数の減少が際立つ結果となりました。
この数値は概数であり、今後の精査を経て確定数へと修正される予定です。
確定数としての「人口動態統計年報」は、調査年の翌年9月に公表されるスケジュールとなっています。
今後も月ごとの推移を継続して注視していくことが重要です。
人口動態統計年報(確定数)
数値:確定数(概数に修正を加えたもの)
公表:毎年*(調査年の翌年9月)
(調査 of 概要.pdf, Page 1)
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