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食道癌の新治療薬「テロメライシン注」保険適用へ!中医協がセイビスカス注の機器扱い対応や4製品の薬価引き下げも了承

引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75269.html

引用元: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75269.html


令和8年8月5日、中央社会保険医療協議会の総会が開催されました。

今回の総会では、革新的ながん治療製品の保険適用や、新たな再生医療等製品の取扱方針が審議されました。

さらに、費用対効果評価に基づく薬価の引き下げや、新薬の保険適用に伴う特例措置など、医療制度の持続可能性に関わる重要な議題が了承されています。

中央社会保険医療協議会 総会(第 654 回) 議事次第

令和8年8月5日(水)

10:30~

(議事次第.pdf, Page 1)

はじめに、遺伝子治療用製品である「テロメライシン注」の保険適用が了承されました。

この製品は、根治切除や化学放射線療法の適応とならない食道癌の治療に用いられるものです。

薬価は2mL1瓶で310万2489円、1クールあたり930万7467円と算定されました。

保険適用にあたっては、適正な使用を推進するための「最適使用推進ガイドライン」に従って使用することが求められます。

類 別 遺伝子治療用製品(遺伝子発現治療製品)

成 分 名 スラタデノツレブ

収 載 希 望 者 オンコリスバイオファーマ(株)

販 売 名(規格単位) テロメライシン注(2mL1瓶)

効 能 ・ 効 果 又は 性 能 根治切除及び化学放射線療法の適応とならない食道癌

算 定 薬 価 2mL1瓶 3,102,489円(1クール薬価:9,307,467円)

(総-3再生医療等製品の保険適用について.pdf, Page 1)

対象となる再生医療等製品:テロメライシン注(一般的名称:スラタデノツレブ)

対象となる効能、効果又は性能:根治切除及び化学放射線療法の適応とならない食道癌

(総-4-1最適使用推進ガイドライン(テロメライシン).pdf, Page 3)

次に、再生医療等製品「セイビスカス注」の医療保険上の取扱いが決定しました。

この製品は、半月板切除術が適応となる半月板損傷の治療に用いられます。

関節鏡下で損傷部に直接塗布する手術手技を伴うため、医療機器に類似した使用方法であると判断されました。

このため、医薬品ではなく「医療機器の例」として対応し、材料価格基準への収載に向けて審議が進められることになります。

1 セイビスカス注 ヒト(自己)滑膜由来間葉系幹細胞 富士フイルム富山化学株式会社 半月板切除術が適応となる半月板損傷 令和8年5月8日 医療機器

(総-5-1再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて.pdf, Page 1)

関節鏡下で半月板損傷部に直接塗布する手術手技を伴う点で医療機器と類似した使用方法であることを踏まえ、本品については医療機器の例により対応することとし、保険医療材料等専門組織において償還価格について検討し、中央社会保険医療協議会総会において材料価格基準への収載について審議することとしてはどうか。

(総-5-2再生医療等製品の取扱いについて(セイビスカス).pdf, Page 2)

さらに、費用対効果評価の結果に基づき、4つの製品の薬価が引き下げられることになりました。

対象となったのは、甲状腺眼症治療薬の「テッペーザ」、乳癌治療薬の「トロデルビ」、新型コロナウイルス治療薬の「パキロビッド」、そして糖尿病治療薬の「アウィクリ」です。

それぞれの評価結果を反映し、現行の薬価から価格が調整されます。

これらの改定薬価は、令和8年11月1日から適用される予定です。

テッペーザについて、令和8年5月 13 日中央社会保険医療協議会において承認された費用対効果評価結果に基づき、以下のとおり価格調整を行う。

1 テッペーザ点注用 500mg 現行薬価 1,175,904 円 改定薬価 1,111,100 円 適用日 令和8年 11 月1日

(総-6-1テッペーザの費用対効果評価結果に基づく価格調整について.pdf, Page 1)

トロデルビ及びその類似品目(H5 区分)について、令和8年5月 13 日中央社会保険医療協議会において承認された費用対効果評価結果に基づき、以下のとおり価格調整を行う。

1 トロデルビ点滴静注用 200mg 現行薬価 187,195 円 改定薬価 166,604 円 適用日 令和8年 11 月1日

(総-6-2トロデルビの費用対効果評価結果に基づく価格調整について.pdf, Page 1)

パキロビッドについて、令和8年6月 24 日中央社会保険医療協議会において承認された費用対効果評価結果に基づき、以下のとおり価格調整を行う。

1 パキロビッドパック 300 現行薬価 12,538.60 円 改定薬価 12,001.20 円 適用日 令和8年 11 月1日

1 パキロビッドパック 600 現行薬価 19,805.50 円 改定薬価 18,956.70 円 適用日 令和8年 11 月1日

(総-6-3パキロビッドの費用対効果評価結果に基づく価格調整について.pdf, Page 1)

アウィクリについて、令和8年6月 24 日中央社会保険医療協議会において承認された費用対効果評価結果に基づき、以下のとおり価格調整を行う。

1 アウィクリ注 フレックスタッチ 総量300単位 現行薬価 2,081 円 改定薬価 2,074 円 適用日 令和8年 11 月1日

(総-6-4アウィクリの費用対効果評価結果に基づく価格調整について.pdf, Page 1)

今回の総会では、革新的な医療技術へのアクセスを確保しつつ、医療保険財政の持続可能性を保つための厳格な調整が行われました。

新医薬品の薬価基準収載は令和8年8月13日に予定されています。

また、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に「アナキンラ」を追加する案なども合わせて了承されました。

今後も、新たな治療法の登場とそれに伴う保険制度の適正化の動きが注視されます。

新医薬品一覧表(令和8年8月13日収載予定)

(総-2-1医薬品の新規薬価収載について.pdf, Page 1)

1.アナキンラ(遺伝子組換え)

在宅自己注射指導管理料等の対象薬剤に追加してはどうか。

(総-8保険医が投与することができる注射薬 (処方箋を交付することができる注射薬) 及び 在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案).pdf, Page 1)


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