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令和6年度の国民医療費は過去最高の48兆8,100億円へ 一人当たり39万4,300円の推計結果を厚生労働省が公表

引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/24/index.html

引用元: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/24/index.html


厚生労働省は令和8年10月30日に、令和6年度の国民医療費を取りまとめ公表いたしました。

今回の推計結果によりますと、国民医療費の総額および一人当たりの医療費はともに過去最高を更新しています。

医療保険給付や公費負担、患者負担を合算した全体像が明らかになりました。

「国民医療費」は、その年度内の医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用の推計で、医療保険などによる給付のほか、公費負担、患者負担によって支払われた医療費を合算したものです。

(報道発表資料.pdf, Page 1)

主要な論点・ポイント

1.国民医療費の総額と一人当たり医療費の増加傾向

令和6年度の国民医療費は、総額で48兆8,100億円となりました。

前年度の48兆915億円に比べて7,185億円増えており、率にして1.5%の増加となっています。

また、人口一人当たりの国民医療費は39万4,300円に達しました。

前年度の38万6,700円から7,600円増え、2.0%の増加を示しています。

なお、国内総生産であるGDPに対する国民医療費の比率は7.60%となっています。

令和6年度の国民医療費は48兆8,100億円、前年度の48兆915億円に比べ7,185億円、1.5%の増加となっている。

(結果の概要.pdf, Page 1)

人口一人当たりの国民医療費は39万4,300円、前年度の38万6,700円に比べ7,600円、2.0%の増加となっている。

(結果の概要.pdf, Page 1)

2.制度区分別および財源別の医療費内訳

制度区分別に見ると、後期高齢者医療給付分が大きく伸びています。

後期高齢者医療給付分は17兆9,432億円で、前年度から4.3%増加しました。

構成割合としては全体のうち36.8%を占めています。

医療保険等給付分は21兆4,480億円で全体の43.9%、公費負担医療給付分は3兆4,532億円で7.1%です。

患者等負担分は5兆9,656億円で、前年度より0.9%増えて全体の12.2%となりました。

次に財源別に見ると、保険料の合計が24兆5,671億円で全体の50.3%となっています。

そのうち被保険者の負担が13兆9,014億円、事業主の負担が10兆6,657億円です。

公費の合計は18兆2,678億円で37.4%を占め、国庫が11兆9,975億円、地方が6兆2,703億円となっています。

制度区分別にみると、公費負担医療給付分は3兆4,532億円(構成割合7.1%)、医療保険等給付分は21兆4,480億円(同43.9%)、後期高齢者医療給付分は17兆9,432億円(同36.8%)、患者等負担分は5兆9,656億円(同12.2%)となっている。

(結果の概要.pdf, Page 2)

財源別にみると、公費は18兆2,678億円(構成割合37.4%)、そのうち国庫は11兆9,975億円(同24.6%)、地方は6兆2,703億円(同12.8%)となっている。保険料は24兆5,671億円(同50.3%)、そのうち事業主は10兆6,657億円(同21.9%)、被保険者は13兆9,014億円(同28.5%)となっている。

(結果の概要.pdf, Page 2)

3.診療種類別および年齢階級別の医療費構造

診療種類別では、医科診療医療費が34兆8,941億円となり、全体の71.5%を占めています。

医科診療の内訳は、入院医療費が18兆3,602億円、入院外医療費が16兆5,339億円です。

また、薬局調剤医療費は8兆5,742億円で17.6%、歯科診療医療費は3兆4,059億円で7.0%となっています。

年齢階級別に見ると、65歳以上の医療費が29兆3,491億円に達しました。

これは国民医療費全体の60.1%に相当する規模です。

65歳以上の人口一人当たり国民医療費は80万9,800円となっています。

これに対し、65歳未満の人口一人当たり国民医療費は22万2,300円です。

主傷病による傷病分類別では、循環器系の疾患が6兆3,357億円で最も高くなっています。

診療種類別にみると、医科診療医療費は34兆8,941億円(構成割合71.5%)、そのうち入院医療費は18兆3,602億円(同37.6%)、入院外医療費は16兆5,339億円(同33.9%)となっている。

(結果の概要.pdf, Page 3)

年齢階級別にみると、0~14 歳は2兆 6,521 億円(構成割合 5.4%)、15~44 歳は5兆 9,712 億円(同 12.2%)、45~64 歳は 10 兆 8,375 億円(同 22.2%)、65 歳以上は 29 兆 3,491 億円(同 60.1%)となっている。

(結果の概要.pdf, Page 4)

医科診療医療費を主傷病による傷病分類別にみると、「循環器系の疾患」6兆3,357億円(構成割合18.2%)が最も多く、次いで「新生物<腫瘍>」5兆2,937億円(同15.2%)

(結果の概要.pdf, Page 6)

結び

高齢化の進展に伴い、後期高齢者医療給付分や65歳以上を対象とする医療費の増加傾向が顕著になっています。

都道府県別の人口一人当たり医療費では、高知県が50万2,600円で最も高く、埼玉県が34万9,300円で最も低い結果となりました。

地域差や年齢構造が医療費全体に与える影響について、今後の政策動向や各種統計調査を注視していく必要があります。

人口一人当たり国民医療費をみると、高知県が50万2,600円と最も高く、次いで鹿児島県が47万8,300円、徳島県が47万6,900円となっている。また、埼玉県が34万9,300円と最も低く、次いで千葉県が35万5,000円、滋賀県が36万円となっている。

(結果の概要.pdf, Page 7)


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