令和7年度3月の調剤医療費は7,957億円、処方箋1枚当たり10,100円に増加
最近の調剤医療費の動向について、令和7年度3月号のデータがまとまりました。
電算処理分における調剤医療費は全体的に増加傾向を示しています。
令和7年度3月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,957 億円(伸び率(対前年度同期比。以下同じ)+5.9%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 10,100 円(伸び率+6.5%)であった。
(概要.pdf, Page 1)
令和7年度3月の調剤医療費は7,957億円となり、前年同期と比べて5.9%増加しました。
処方箋1枚当たりの調剤医療費は10,100円で、伸び率は6.5%となっています。
調剤医療費の内訳をみると、技術料が2,134億円、薬剤料が5,809億円であり、特に薬剤料の伸び率が7.5%と高くなっています。
調剤医療費の内訳は、技術料が 2,134 億円(伸び率+1.9%)、薬剤料が 5,809 億円(伸び率+7.5%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,164 億円(伸び率▲1.2%)であった。
(概要.pdf, Page 1)
薬剤料の多くを占める内服薬では、処方箋1枚当たりの薬剤料が5,485円となりました。
この薬剤料を「種類数」「投薬日数」「1日当たり薬剤料」の3つの要素に分解して分析しています。
その結果、薬剤種類数は2.77種類、1種類当たり投薬日数は29.0日、1日当たり薬剤料は68円となり、すべての要素で前年同期比プラスを記録しました。
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,485 円(伸び率+6.4%)を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.77 種類(伸び率+0.7%)、29.0 日(伸び率+4.1%)、68 円(伸び率+1.4%)であった。
(概要.pdf, Page 1)
後発医薬品の使用状況について、いくつかの指標で異なる動向がみられます。
数量ベースの新指標による後発医薬品割合は91.7%となり、前年同期比で1.0%増加しました。
一方で、薬剤料ベースの新指標による割合は75.9%で1.8%減少し、後発品調剤率も82.4%で1.4%減少しています。
数量ベース(新指標)注 1) 91.7 % +1.0 %
薬剤料ベース(新指標)注 2) 75.9 % ▲1.8 %
後発品調剤率 82.4 % ▲1.4 %
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調剤医療費や薬剤料、後発医薬品の使用割合は、年齢階級別や都道府県別でも異なる傾向がみられます。
今後は、地域ごとの普及状況や、薬剤料ベースでの割合減少の背景について注視していく必要があります。
処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 10,100 円(伸び率 +6.5%)で、最も高かったのは高知県(12,054 円(伸び率+10.0%))、最も低かった のは佐賀県(8,941 円(伸び率+9.3%))であった。
(概要.pdf, Page 1)
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