後期高齢者の増加で給付費は11兆円超に、令和6年度介護保険事業状況報告が公表
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/24/index.html
引用元: https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/24/index.html
厚生労働省は、令和6年度の介護保険事業状況報告を公表しました。
この報告書は、わが国の介護保険制度の運営状況を網羅したものです。
高齢化の進展に伴い、被保険者数や要介護認定者数、そして給付費の動向に注目が集まっています。
令和6年度 介護保険事業状況報告(年報)のポイント
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1. 第1号被保険者数は減少、後期高齢者の割合が上昇
第1号被保険者数は、令和7年3月末現在で3,584万人となりました。
これは前年度末に比べて5万人、率にして0.1パーセントの減少です。
内訳をみると、65歳以上75歳未満の前期高齢者が1,507万人で、4.1パーセント減少しました。
一方で、75歳以上の後期高齢者は2,077万人となり、2.9パーセント増加しています。
これにより、後期高齢者が第1号被保険者に占める割合は57.9パーセントに達しました。
第1号被保険者数は、令和6年度末現在で3,584万人となっている。そのうち、前期高齢者(65歳以上75歳未満)は1,507万人、後期高齢者(75歳以上)は2,077万人で、第1号被保険者に占める割合は、それぞれ42.1%、57.9%となっている。
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2. 要介護・要支援の認定者数は721万人に増加
要介護または要支援の認定を受けた人の数は、令和7年3月末現在で721万人となりました。
これは前年度末と比べて12万人、1.8パーセントの増加です。
第1号被保険者に占める認定者の割合である認定率は、19.7パーセントに達しました。
前年度末の19.4パーセントから0.3ポイント上昇しています。
認定者数を状態区分別にみると、要介護1が149万人と最も多くなっています。
要介護(要支援)認定者(以下「認定者」という。)数は、令和6年度末現在で721万人となっている。うち、第1号被保険者は708万人(男性223万人、女性484万人)、第2号被保険者は13万人(男性7万人、女性6万人)となっている。
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3. 保険給付の費用額は12兆円を突破
令和6年度累計の費用額は、12兆952億円となりました。
前年度と比べて3,766億円、3.2パーセントの増加です。
また、利用者負担を除いた給付費は、11兆1,826億円に達しました。
こちらも前年度から3,564億円、3.3パーセント増加しています。
給付費の内訳では、居宅サービスが5兆4,407億円で最も大きな割合を占めています。
5 保険給付(介護給付・予防給付)
(1)費用額
(令和5年度累計) (令和6年度累計)
11兆7,186億円 ⇒ 12兆952億円 (対前年度 3,766億円増、3.2%増)
(2)給付費(利用者負担を除いた額)
(令和5年度累計) (令和6年度累計)
10兆8,263億円 ⇒ 11兆1,826億円 (対前年度 3,564億円増、3.3%増)
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結び
後期高齢者の増加に伴い、要介護認定者数や給付費は引き続き増加傾向にあります。
介護保険制度の持続可能性を確保するため、今後の給付と負担のバランスが注視されます。
令和6年度の保険料収納状況は、調定額2兆6,010億円、収納額2兆5,862億円、収納率99.4%となっている。
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