令和7年度3月の医科医療費は2.8%増、後期高齢者や75歳以上の世代で高い伸びを記録
引用元: https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/ika_iryou/2026/03/
厚生労働省は、令和7年度3月分の「医科医療費(電算処理分)の動向」を公表しました。
この調査は、毎月の医科医療費の動向を迅速に把握するため、電算処理分のレセプトを集計したものです。
全体的な医療費の伸び率は、対前年同月比でプラス2.8%となりました。
厚生労働省では、毎月、医科(入院・入院外)医療費の動向等を迅速に把握するため、電算処理分のレセプトを集計した「医科医療費(電算処理分)の動向」を公表しています。
このたび、令和7年度3月分の集計結果がまとまりましたので公表します。
(最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号).pdf, Page 1)
主要な論点・合意事項
1. 医療費全体の伸び率はプラス2.8%、1日当たり医療費はプラス3.6%の増加
令和7年度3月の医科医療費の伸び率は、前年の同じ月と比べてプラス2.8%となりました。
一方で、受診延日数の伸び率はマイナス0.8%と減少しています。
しかし、1日当たりの医療費の伸び率はプラス3.6%と増加しました。
診療種類別に見ると、入院外の医療費がプラス3.5%と、入院のプラス2.1%を上回る伸びを示しています。
1.令和7年度3月の医科医療費(電算処理分に限る。以下同様。)の伸び率(対前年同月比。
以下同様。)は+2.8%で、受診延日数の伸び率は▲0.8%、1日当たり医療費の伸び率は+3.6%
であった。
(最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号).pdf, Page 1)
2. 制度別では後期高齢者医療制度がプラス3.9%と最も高い伸び
制度別に医科医療費の伸び率を見ると、後期高齢者医療制度がプラス3.9%と最も高くなりました。
次いで、被用者保険がプラス3.2%の伸びとなっています。
公費はプラス1.5%の伸びでした。
国民健康保険はプラス0.0%と、横ばいの結果となっています。
2.制度別に医科医療費の伸び率をみると、被用者保険は+3.2%、国民健康保険は+0.0%、後
期高齢者医療制度は+3.9%、公費は+1.5%であった。
(最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号).pdf, Page 1)
3. 年齢階級別では75歳以上80歳未満が大幅な伸び、0歳から5歳未満は減少
年齢階級別に医療費の伸び率を5歳階級で見ると、75歳以上80歳未満がプラス11.5%と最も大きな伸びを記録しました。
この世代では、入院がプラス10.8%、入院外がプラス12.4%と、いずれも高い伸びを示しています。
一方で、0歳以上5歳未満はマイナス9.6%と、最も小さな伸び率となりました。
乳幼児の世代では、入院がマイナス7.3%、入院外がマイナス12.0%と、大幅に減少しています。
5.年齢階級別(5 歳階級)に医科医療費の伸び率をみると、75 歳以上 80 歳未満が+11.5%と
最も大きく、0 歳以上 5 歳未満が▲9.6%と最も小さかった。
(最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号).pdf, Page 2)
結び
厚生労働省が公表するこの医療費動向は、今後の医療政策や保険制度の議論において重要な基礎資料となります。
特に高齢者世代の医療費の伸びや、乳幼児世代の減少傾向については、今後の推移が注目されます。
最新の集計結果は、厚生労働省のホームページに掲載されています。
「最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号)」は、厚生労働省のホーム
ページにも掲載しています。
ホームページアドレス(https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/)
(最近の医科医療費(電算処理分)の動向(令和7年度3月号).pdf, Page 3)
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