令和8年度4〜5月の歯科医療費は2.4%増、受診延日数は減少するも1日当たり医療費が伸長
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/shika_iryou/2026/05/
引用元: https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/shika_iryou/2026/05/
厚生労働省は「歯科医療費(電算処理分)の動向」の令和8年度4〜5月号を公表しました。
この調査は毎月の歯科医療費の動向を迅速に把握するために、電算処理分のレセプトを集計したものです。
公表された最新の集計結果について、主要なポイントをお伝えいたします。
厚生労働省では、毎月、歯科医療費の動向等を迅速に把握するため、電算処理分のレセプトを集計した「歯科医療費(電算処理分)の動向」を公表しています。
このたび、令和8年度4~5月分の集計結果がまとまりましたので公表します。
(最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4〜5月号).pdf, Page 1)
全体的な動向として、令和8年度4〜5月の歯科医療費の伸び率は、前年の同じ時期と比べてプラス2.4%となりました。
入院と入院外の合計における電算処理分を対象とした数値です。
一方で、患者さんが実際に受診した受診延日数の伸び率はマイナス1.0%と減少しています。
しかし、1日当たり医療費の伸び率はプラス3.5%と上昇しました。
1.令和8年度4~5月の歯科医療費(入院・入院外の合計で、電算処理分に限る。以下同様。)の伸び率(対前年同月比。以下同様。)は+2.4%で、受診延日数の伸び率は▲1.0%、1日当たり医療費の伸び率は+3.5%であった。
(最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4〜5月号).pdf, Page 1)
次に、制度別および医療機関種類別、さらに地域や年齢による動向の違いについてです。
医療費の伸び率を制度別にみると、被用者保険がプラス4.0%、後期高齢者医療制度がプラス2.9%、公費がプラス1.1%となっています。
その一方で、国民健康保険はマイナス2.0%と減少しました。
医療機関の種類別では、歯科病院がマイナス0.0%と横ばいだったのに対し、歯科診療所はプラス2.6%と増加しています。
都道府県別では、沖縄県がプラス3.9%と最も大きく、福島県がマイナス0.5%と最も小さくなりました。
年齢階級別では、100歳以上がプラス14.2%と最も大きく、80歳以上85歳未満がマイナス5.8%と最も小さくなっています。
2.制度別に歯科医療費の伸び率をみると、被用者保険は+4.0%、国民健康保険は▲2.0%、後期高齢者医療制度は+2.9%、公費は+1.1%であった。
3.医療機関種類別に歯科医療費の伸び率をみると、歯科病院では▲0.0%、歯科診療所では+2.6%であった。
4.都道府県別に歯科医療費の伸び率をみると、沖縄県が+3.9%と最も大きく、福島県が▲0.5%と最も小さかった。
5.年齢階級別(5 歳階級)に歯科医療費の伸び率をみると、100 歳以上が+14.2%と最も大きく、80 歳以上 85 歳未満が▲5.8%と最も小さかった。
(最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4〜5月号).pdf, Page 1)
最後に、診療内容別および歯科用貴金属の動向についてお伝えします。
前年度の医療費に占める割合が高かった診療内容における伸び率をみると、検査・病理診断がプラス5.6%、医学管理がプラス5.4%、処置がプラス4.1%と高い伸びを示しました。
初診はマイナス1.8%となっています。
また、歯科用貴金属別では、医療費の割合が高い歯科鋳造用金銀パラジウム合金がプラス12.5%と大幅に増加しました。
7.診療内容別に前年度の医療費の割合が高かった診療内容の歯科医療費の伸び率をみると、歯冠修復及び欠損補綴が+0.4%、処置が+4.1%、医学管理が+5.4%、検査・病理診断が+5.6%、初診が▲1.8%であった。
8.歯科用貴金属別に前年度の医療費の割合が高かった歯科用貴金属の歯科医療費の伸び率をみると、歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金 12%以上 JIS 適合品)が+12.5%であった。
(最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4〜5月号).pdf, Page 1)
今回の報告では、受診延日数が減少する一方で、1日当たりの医療費や特定の診療内容、貴金属の費用が増加している状況が示されました。
厚生労働省は、これらの詳細な動向データをホームページでも継続して掲載しています。
今後の歯科医療費の推移や制度への影響について、引き続き注視していく必要があります。
「最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4~5月号)」は、厚生労働省のホームページにも掲載しています。
ホームページアドレス(https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/)
(最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和8年度4〜5月号).pdf, Page 1)
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