CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
鶴岡市の薬局は、この先どうなるか
鶴岡市は庄内平野の南半を占める城下町で、薬局は71軒。鶴岡駅周辺と旧市街に薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は50.3%、最寄り薬局までの徒歩中央値は9.8分。名簿の号がそろっている7ヶ月(2025年5〜8月・2025年12月〜2026年2月)の廃止届は3件で、うち2件は承継・移転で事業が続き、そのまま閉じたのは1軒だった(集計期間は連続した1年ぶんではなく、他県の「直近12ヶ月」とはそのまま比べられません)。人口は2025年の約11.5万人から2050年に約7.7万人へ縮む見通しで、71軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか庄内医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 鶴岡市が属するのは山形県庄内医療圏です(同じ圏域には酒田市・三川町・庄内町など5市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、鶴岡市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。庄内医療圏の薬局側は0.83で、 やや少ない水準です。2036年には1.12まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか鶴岡市の薬局の分布
鶴岡市の薬局分布地図です。赤川・藤島川が流れる地域です。鶴岡市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の0.4%・薬局なし、北端の帯に人口の11.9%・薬局7軒。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端5.1軒です。鶴岡市内の駅から500m以内に立つ薬局は7.0%(5軒/71軒・鶴岡市内の駅10か所)。赤い丸は号がそろっている7ヶ月(2025年5〜8月・2025年12月〜2026年2月)の閉局です。庄内医療圏の5市区町村では、この期間の閉局は合計3件でした。鶴岡市の閉局は1件でした(この県は件数のみを示し、率は算出していません)。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、鶴岡市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 鶴岡市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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鶴岡市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
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似ている地域
全国335の二次医療圏から、人口規模・高齢化率・薬局の薄さ・医薬分業率で似ている圏を、同じ県を除いて探しました。
- 宮城県大崎・栗原 →87km人口規模1軒あたり面積医薬分業率高齢化率1軒あたり人口
- 大分県東部 →963km1軒あたり人口医薬分業率高齢化率人口規模
- 兵庫県但馬 →585km医薬分業率高齢化率1軒あたり人口1軒あたり面積人口規模
- 大分県北部 →973km医薬分業率1軒あたり面積人口規模
- 熊本県八代 →1,080km1軒あたり人口高齢化率1軒あたり面積