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中医協総会で医療機器の保険適用やゾルゲンスマの分析再開を承認!訪問看護経営実態調査も新規実施へ

引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76950.html

引用元: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76950.html


中央社会保険医療協議会の総会が開催されました。

令和8年10月28日に開かれた第660回総会では、医療政策に関する重要事項が審議されています。

中央社会保険医療協議会 総会(第 660 回) 議事次第

令和8年 10 月 28 日(水)

9:30~

(議事次第.pdf, Page 1)

今回の総会では、調査実施小委員会に属する委員の指名案が提出されました。

あわせて、医療機器や臨床検査の保険適用決定区分や価格案が審議されています。

費用対効果評価専門組織からの報告のほか、医療経済実態調査や訪問看護経営実態調査の実施計画も議題となりました。

議 題

○ 部会・小委員会に属する委員の指名について

○ 医療機器及び臨床検査の保険適用について

○ 費用対効果評価専門組織からの報告について

○ 第 26 回医療経済実態調査について

○ 訪問看護経営実態調査について

〇 歯科用貴金属価格の随時改定について

(議事次第.pdf, Page 1)

主要な合意事項と変更点の1つ目は、新たな医療機器および体外診断用医薬品の保険適用です。

医療機器では、「PleurX ドレナージカテーテル」の保険適用案が承認されました。

本品は胸腔や腹腔に留置し、反復する胸水や腹水を体外へ排出するための機器です。

令和8年12月1日の収載が予定されており、カテーテルと吸引システムの2区分で評価されます。

医療機器の保険適用について(令和8年 12 月1日収載予定)

区分C1(新機能) PleurX ドレナージカテーテル PleurX 吸引システム

区分C2(新機能・新技術) PleurX ドレナージカテーテル PleurX ドレナージカテーテル

(総ー2 医療機器及び臨床検査の保険適用について.pdf, Page 1)

臨床検査の分野では、「ベンタナ OptiView FOLR1」の保険適用案が提示されました。

がん組織中のFOLR1タンパクを測定し、抗悪性腫瘍剤の適応を判定する補助に用いられます。

測定方法は免疫組織化学染色法で、令和8年11月1日の収載が予定されています。

臨床検査の保険適用について(令和8年 11 月1日収載予定)

① E3(新項目) ベンタナ OptiView FOLR1(FOLR1-2.1) 免疫組織化学染色法

(総ー2 医療機器及び臨床検査の保険適用について.pdf, Page 1)

主要な変更点の2つ目は、「ゾルゲンスマ点滴静注」に対する費用対効果評価の分析再開です。

本剤は著しく保険償還価格が高い品目として、令和2年5月に指定を受けました。

しかし、国内での長期有効性データが不足していたため、令和4年1月に分析の中断が承認されていました。

ゾルゲンスマ点滴静注については、令和2年5月に、中医協総会において費用対効果評価の対象品目としてH3(著しく保険償還価格が高いもの)指定された(※)。

令和4年1月の中医協総会において、分析中断が承認された。

(総ー3 ゾルゲンスマの費用対効果評価に係る分析再開について.pdf, Page 1)

その後、計画に基づき5年間のデータ収集が終了しました。

これを受けて令和8年9月25日の専門組織で、分析再開にかかる決定案が策定されています。

分析前協議からの再開とし、企業分析に9か月、公的分析に3か月を要するスケジュールとなりました。

当初定めたデータ収集期間を終了した(※)ことから、ゾルゲンスマ点滴静注の費用対効果評価に係る分析を再開する。

分析枠組みの決定から時間が経過していることに鑑み、分析前協議からの再開とし、企業分析に係る期間については9か月(分析前協議にかかる期間3か月を含む)、公的分析(企業分析のレビュー)に係る期間については3か月とする。

(総ー3 ゾルゲンスマの費用対効果評価に係る分析再開について.pdf, Page 2)

主要な変更点の3つ目は、医療経営に関する実態調査の実施計画です。

病院や一般診療所、保険薬局等の医業経営を把握するため、「第26回医療経済実態調査」が実施されます。

調査実施小委員会を開催し、調査項目の見直しや有効回答率の向上策について議論が進められます。

第 26 回調査の実施に向けた調査設計に係る議論が必要であり、調査実施小委員会を開催し、議論を開始することとしてはどうか。

<調査実施小委員会での議論の進め方(案)>

◎ 事務局から主な論点を提示

・ 調査項目の見直し

・ 有効回答率の向上策

(総ー4 第26回医療経済実態調査について.pdf, Page 1)

また、指定訪問看護事業所の収支構造や経営実態を把握するため、「訪問看護経営実態調査」が新規に実施されます。

令和8年度診療報酬改定の答申附帯意見に基づき、適切な評価の在り方を検討するための基礎資料として活用される予定です。

指定訪問看護事業所の経営状況等を把握し、今後の診療報酬改定の検討に資する基礎資料を得ることを目的として、訪問看護経営実態調査を新規に実施することとしてはどうか。

(総ー5 訪問看護経営実態調査について.pdf, Page 1)

あわせて、歯科用貴金属価格の随時改定についても報告がなされました。

平均素材価格の変動に応じ、令和8年12月における改定価格案が示されています。

金や銀、パラジウムの取引価格平均値に基づき、基準材料価格の改定が行われます。

歯科用貴金属価格の随時改定は、変動幅にかかわらず、平均素材価格に応じて診療報酬改定時以外に6月、9月、12月、3月に見直しを行うもの。

(総ー6 歯科用金属価格の随時改定について.pdf, Page 1)

今後のスケジュールとして、実態調査に関する検討は令和8年10月から小委員会で開始されます。

実際の調査月は令和9年6月から7月までとなっています。

調査結果の報告は、令和9年11月中旬の小委員会および総会で行われる予定です。

スケジュール(案)

令和8年 10 月 28 日 ○ 総会(調査実施に向けた検討)

令和8年 10 月~ ○ 調査実施小委(調査実施に向けた検討開始)

令和9年6~7月 ○ 調査月

令和9年 11 月中旬 ○ 調査実施小委員会・総会(調査結果の報告)

(総ー4 第26回医療経済実態調査について.pdf, Page 1)

審議された医療機器の収載や費用対効果の検証、経営調査の成果について、今後の進展が注視されます。

令和8年 10 月 28 日 ○ 総会(調査実施に向けた検討)

(総ー4 第26回医療経済実態調査について.pdf, Page 1)


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