CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
伊勢市の薬局は、この先どうなるか
伊勢市は南勢志摩圏の中核で、薬局は82軒。外宮周辺から市街地に薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は58.4%、最寄り薬局までの徒歩中央値は8.0分。直近12か月(2025年5月〜2026年4月)の廃止届は4件で、うち2件は承継・移転で事業が続き、そのまま閉じたのは2軒だった(閉局件数は原本名簿の読み取り設計上、下限値)。人口は2025年の約11万人から2050年に約8万人へ縮む見通しで、82軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか南勢志摩医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 伊勢市が属するのは三重県南勢志摩医療圏です(同じ圏域には松阪市・鳥羽市・志摩市など11市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、伊勢市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。南勢志摩医療圏の薬局側は0.81で、 やや少ない水準です。2036年には1.03まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか伊勢市の薬局の分布
伊勢市の薬局分布地図です。五十鈴川・宮川が流れる地域です。伊勢市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の0.1%・薬局なし、北端の帯に人口の7.6%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端0.0軒です。伊勢市内の駅から500m以内に立つ薬局は26.8%(22軒/82軒・伊勢市内の駅13か所)。赤い丸は直近12か月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。南勢志摩医療圏の11市区町村では、この期間の閉局は合計2件でした。伊勢市の閉局は2件で、薬局82軒に対して2.4%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局82軒の地域なら、この基準率どおりでも2件以上になる確率は約44%あります。なお、この県は対象期間の名簿が9か月分しか確認できていないため、件数は下振れしている可能性があります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、伊勢市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 伊勢市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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伊勢市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
伊勢市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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