CrossHealth / 薬局持久度レポート

薬局の3軒に2軒は金沢のまわりにあり、能登には県土のほぼ半分がある

石川県4つの二次医療圏の薬局を、供給・高齢化・需要で見える化。地図の医療圏をクリックすると、市町まで下りたレポートへ進めます。

対象 石川県 4二次医療圏・19市町期間 2025年 → 2045年概要版・無料

石川県の調剤薬局は553軒。うち378軒(68.4%)が石川中央医療圏にあり、金沢市1市だけで248軒=県全体の44.8%を占めます。いっぽう能登(能登北部・能登中部)にあるのは70軒=12.7%。ここは県土の47.3%を占める土地です。高齢化で処方せんの需要は今後20年、県全体では+4.0%とわずかに増える見通しですが、医療圏に割ると-37.2%(能登北部)から+16.1%(石川中央)まで53.3ポイント開きます。県の平均は、県内のどこの実感でもありません。

4
石川県の二次医療圏
553
県内の薬局数
44.8%
金沢市に集まっている割合
-37.2〜+16.1%
処方せん需要の変化レンジ(圏域差)

地図 ── クリックで深掘り薬局1軒あたり処方せんの、医療圏ごとの将来

色は薬局1軒あたり処方せんの2025→2045変化。薬局の数がいまのままだと仮定して、高齢化で処方せんがどう動くかを示しています。いちばん厳しいのが能登北部医療圏(-37.2%)、次が能登中部医療圏(-20.6%)で、どちらも能登半島です。増えるのは石川中央医療圏(+16.1%)だけと言ってよく、南加賀は+2.1%とほぼ横ばいです。医療圏をクリックすると、その中の市町差まで下りられます。

南加賀:薬局105軒/1軒あたり処方せん(→2045) +2.1%南加賀石川中央:薬局378軒/1軒あたり処方せん(→2045) +16.1%(クリックで詳細)石川中央能登中部:薬局48軒/1軒あたり処方せん(→2045) -20.6%能登中部能登北部:薬局22軒/1軒あたり処方せん(→2045) -37.2%能登北部
色=薬局1軒あたり処方せんの変化(→2045)
減る(-37.2%)増える(+16.1%)
医療圏そのものの形で塗り分けています。
Requestまだ公開されていない地域も、リクエストできます公開されたら、メールでお知らせします(無料)。 今すぐ必要な方は会員の優先生成へ。
Lv1のこの色は絶対値(その医療圏の処方せんが実際に増えるか)です。医療圏ページ(Lv2)の色は圏内でのシェア移動を示す相対値で、意味が違います。各ページの凡例に従ってお読みください。

集中 ── どこに何軒あるか薬局の68.4%が、県土の34.2%に

石川中央医療圏には薬局が378軒=県全体の68.4%あります。この圏の面積は県土の34.2%、65歳以上人口は58.6%です。つまり65歳以上人口の58.6%に対して薬局の68.4%が集まっている形で、1軒あたりで見ると石川中央が県内でいちばん薄くなります(11,180枚)。逆にいちばん厚いのは能登中部の13,118枚です。「集中している=1軒あたりが厚い」ではありません。なお県内の1軒あたり処方せんは1.17倍しか開かず、これは同じ手法で公開した都道府県の中でいちばん均質です(次に均質なのが滋賀県の1.21倍)。

広さ ── 歩ける距離の代わりに1軒あたりの受け持ち面積が、13.5倍ちがう

石川県の面積は約4,183km²、薬局1軒あたり7.6km²です。医療圏で見ると石川中央の3.8km²/店から能登北部の51.3km²/店まで13.5倍開きます。市町まで下ろすと野々市市の0.33km²/店から輪島市の60.93km²/店まで、約184倍です。面積は「歩いて行けるか」そのものではありませんが、石川県は250mメッシュの人口基盤が未投入で徒歩カバー率が出せないため、広がりを示す実測値としてこれを置いています。参考までに北海道は35.9km²/店・圏間67.6倍でした。

人口動態 ── 需要の源4つの医療圏のうち2つは、65歳以上人口がもう増えません

石川県全体では、総人口は109万→94万人(-14.2%)と減り、65歳以上は34万→35万人(+4.0%)とわずかに増えるだけです。高齢化率は31.2%→37.8%へ。65歳以上人口がすでに2025年でピークを打っている医療圏は能登北部・能登中部の2圏(薬局70軒・県内の12.7%)。市町で数えると19市町のうち10市町がすでに減少局面で、そこに薬局が106軒(19.2%)あります。能登の9市町はひとつ残らずピークを過ぎており、加賀市もこれに入ります。参考までに兵庫県は8圏中4圏、滋賀県は7圏中1圏、和歌山県は7圏中5圏でした。

総人口65歳以上
0万28万55万82万110万20252030203520402045205090万34万
実データ(社人研 将来推計人口・2023年推計)。総人口は右肩下がり、65歳以上は2040年まで増加。2024年の能登半島地震より前に公表された推計です。

データの穴 ── 珠洲市に薬局が0軒人口1.1万人・病院1つの市に、保険薬局が1軒もありません

19市町のうち、薬局が0軒なのは珠洲市1市です(人口11,273人・65歳以上6,141人=県の1.8%)。これはデータの取りこぼしではありません。薬局機能情報(2025年12月時点)だけでなく、東海北陸厚生局の保険薬局名簿2本(届出受理医療機関名簿 令和8年3月1日現在/コード内容別医療機関一覧表 令和8年7月1日現在)でも珠洲市は0軒で、医療機関番号の地区コードのうち珠洲に当たる番号が1件も存在しません。いっぽう珠洲市には病院が1つ(108床)と診療所6・歯科4があります。この形は処方せんの出方にも表れていて、能登北部医療圏の院外処方率は57.7%=県内最低です(他の3圏は70.5〜76.3%)。処方せんの4割強が院内で完結している、ということです。いつ・なぜ0になったのかは、手元のデータでは分かりません。廃止名簿(2020年8月以降)にも珠洲市の廃止届は1件もありません。ただしこれを「2020年より後に珠洲市で薬局が閉じていない」証拠と読んではいけません。いま0軒なのに廃止届が0件という2つの事実は、名簿だけでは整合しません——休止扱い・届出の遅れ・名簿の捕捉率(下の★注記)のいずれか、あるいは2020年より前の廃止があったはずです。2024年1月の能登半島地震との関係も、このデータからは言えません。分かるのは「いま0軒である」という事実だけです。

承継 ── 消えた薬局と、続いた薬局直近12ヶ月の廃止届は12件。そのまま消えたのは7件でした

直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)に石川県で出された薬局の廃止届は12件。うち5件は新しい機関コードが記載されており、移転や承継で事業が続いた=その場所から薬局が消えてはいません。そのまま消えたのは7軒(薬局553軒の1.27%)でした。石川県は名簿が2020年10月号から1ヶ月も欠けずに残っている数少ない県で、2020年8月〜2026年5月(70ヶ月)の全期間では廃止届49件(そのまま消えたのが26件、移転・承継が23件)、年あたりにすると真の閉局は4.5件(0.81%)です。ここでひとつ、正直に書いておきます。この件数を4つの医療圏に割ると、直近12ヶ月では1圏あたり1〜4件にしかなりません。1件の増減で「引き継がれなかった割合」が数十ポイント動きます。ですから石川県では、閉局・承継は県全体の数字としてだけお読みください。圏ごとの閉局率の順位づけは、この件数では意味を持ちません。もうひとつ、この件数を他の地方の県と並べないでください。同じ12ヶ月窓で薬局1軒あたりの廃止届の数を都道府県別に出すと、東海北陸厚生局の6県は1.42〜2.65%であるのに対し、他の厚生局の県はいちばん低いところでも2.67%あります。6県そろって低いので、これは「東海北陸で薬局が閉じにくい」のではなく名簿の載り方の差と読むのが妥当です。石川県の閉局率を近畿や関東の県と比べて「石川は静かだ」と読むことはできません。比べられるのは同じ厚生局の富山・岐阜・静岡・愛知・三重までです。なお名簿そのものに欠号はありません。70ヶ月のうち廃止届が0件の月が37ヶ月ありますが、そのすべてで「その月をカバーする号は取り込まれていて、同じ厚生局の他県の届は載っている」ことを確認しました。ただし廃止届が0件であることは、薬局が閉じなかったことの証明にはなりません。休止や届出の遅れは名簿に出ません。

機能の届出 ── 需要の順番とは並ばない在宅の届出率がいちばん低いのは、金沢を含む医療圏でした

かかりつけ薬剤師指導料の届出率は県全体で64.9%、地域連携薬局は42.5%、在宅患者訪問薬剤管理指導は47.4%です。兵庫県では「需要が減る医療圏ほど在宅の届出率が低い」という順位が8圏すべてで一致していましたが、石川県ではこの関係は成り立ちません(需要の伸び順と在宅届出率の順が一致したのは1/4圏)。実際、在宅の届出率が県内で最も低いのは石川中央医療圏の45.2%=金沢市を含む圏で、需要がいちばん減る能登北部医療圏の50.0%はこれを上回ります。かかりつけ届出率が県内最高なのは南加賀医療圏の77.1%、最低は能登北部医療圏の54.5%でした。「人口が減る地域ほど機能が薄い」は、県をまたぐ法則ではありません。ただし能登北部医療圏の分母は22店しかなく、1店で4.5ポイント動きます。届出は自己申告で、届出=実際の提供でもありません。

ランキング ── 圏域差処方せんが増える医療圏・減る医療圏

能登北部(-37.2%)から石川中央(+16.1%)まで、53.3ポイント。薬局の数がいまのままなら、1軒あたりの処方せんはこう動きます。この53.3ポイントという幅は、同じ手法で公開した11都道府県のうち東京都(70.5ポイント)に次ぐ大きさです。いっぽう現在の1軒あたり処方せんは石川中央の11,180枚から能登中部の13,118枚まで1.17倍しか開いていません。いま薄いから将来も薄い、という単純な話ではない点に注意してください。実際には開局・閉局で店数も動きますが、その将来推計は出していません(下の注記)。

能登北部
-37.2%
能登中部
-20.6%
南加賀
+2.1%
石川中央
+16.1%

くわしい数字4医療圏データ一覧

地域(医療圏)薬局1軒あたり処方せん
2025 → 2045(枚/年)
変化
石川中央37811,180 12,977+16.1%
南加賀10512,193 12,452+2.1%
能登中部4813,118 10,412-20.6%
能登北部2211,756 7,378-37.2%

※処方せんはNDBの医療圏別実績(2023年)に、将来推計人口の65歳以上人口の伸びを掛けた推計です。薬局数は2025年時点で固定しています。閉局は直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の集計で、移転・承継を除いています。圏ごとの閉局は件数が少ないため、率の比較には使えません。珠洲市は薬局0軒のため1軒あたりの値が出せません。個店のランキングは作りません。

いま出していない数字供給の将来推計は、石川県では作っていません

このページでは、2045年の薬局店数の推計と、医療圏を「都市型(競争淘汰)/郊外型(需要減)」に分ける分類を外しています。これらは開局・閉局を予測する統計モデルから出していましたが、そのモデルは近畿6府県のデータで学習したもので、石川県は学習対象に入っていません。当てはめれば数字は出ますが、根拠のない数字になります。それまでは、確定している需要側の数字(将来推計人口とNDB処方せん実績)と、現在の供給の事実(薬局数・廃止名簿)だけでお伝えします。数字を急いで出すより、根拠のない数字を出さないほうを選びました。

この地図の使い方(3段階のドリルダウン)

  • 石川県(このページ・Lv1)=4つの二次医療圏で「どの地域が細るか」をざっくり。
  • 二次医療圏(Lv2)=圏内の市町で「同じ圏域の中の差」を見る。石川県では石川中央医療圏を用意しています。
  • 市町(Lv3)=境界・薬局分布・経営シナリオまで。

このレポートの範囲と、正直な限界

  • 【このレポートで言えること】地域単位(都道府県・二次医療圏)の薬局供給と、将来の高齢人口から見た需要の傾き。地域の持続可能性を映すためのものです。
  • 【言えないこと】個々の薬局の経営状態・存続の見通しは一切わかりませんし、扱いません。個店のランキングや「この店は無くなる」といった予測は作りません。出店・撤退の判断はしません。事実をお見せし、判断は読み手に委ねます。
  • 【能登半島地震について】将来推計人口は社人研2023年推計で、2024年1月の能登半島地震より前に公表されたものです。震災後の人口移動は織り込まれておらず、能登の実際の人口は推計より速く減っている可能性があります。NDBの処方せん実績も2023年=地震前の値です。廃止名簿の2024年の廃止届は県計4件で2021〜2025年の年平均8.0件を下回りますが、被災による休止は廃止届として出ないことがあり、この数字から地震の影響を読み取ることはできません。本レポートは地震との因果を一切主張しません。時期を併記するにとどめます。
  • 【珠洲市の薬局は0軒です】19市町のうち珠洲市だけが薬局0軒です。薬局機能情報(2025年12月時点)に加え、東海北陸厚生局の「届出受理医療機関名簿(薬局)令和8年3月1日現在」「コード内容別医療機関一覧表(薬局・現存/休止)令和8年7月1日現在」のいずれでも0軒で、医療機関番号の地区コードのうち珠洲に当たる番号が存在しません。珠洲市には病院1(108床)・診療所6・歯科診療所4があります。いつ・なぜ0になったかは手元のデータでは分かりません。廃止名簿(2020年8月以降)に珠洲市の廃止届は1件もありませんが、「いま0軒」と「廃止届0件」は名簿だけでは整合せず、0件を『閉局が無かった』と読むことはできません。珠洲市の1軒あたり処方せんは計算できないため、表では空欄になります。能登北部医療圏の1軒あたり11,756枚は、珠洲市ぶんの需要を残り3市町の薬局で割った値である点にご注意ください。
  • 【処方せんの推計方法】NDBオープンデータの医療圏別・院外処方せん実績(2023年・県全体で年間6,394,674枚)に、その医療圏の65歳以上人口の伸びを掛けた推計です。医療圏より細かい単位では公表されていません。院外処方率は県全体で71.4%、医療圏では57.7〜76.3%と差があります。
  • 【薬局数は2025年で固定】1軒あたり処方せんの将来値は、薬局の数がいまのまま変わらないと置いた場合の数字です。開局・閉局による店数の変化は含みません。
  • 【高齢人口=需要の代理指標】処方せんの多くを高齢者が占めるという前提を置いています。受診率・在宅化率・オンライン服薬指導・後発品比率などの制度変更は織り込んでいません。
  • 【閉局の数え方と集計期間】東海北陸厚生局の保険薬局廃止情報のうち、移転・承継を除いた「真の閉局」だけを数えています。既定は他府県と並べられるよう2025年5月〜2026年4月(12ヶ月)としました。この期間の廃止届は12件で、うち5件は新しい機関コードが記載されており、別の担い手が事業を引き継いだと読めます。そのまま消えたのは7件です。石川県の名簿は2020年10月号から2026年7月号まで欠号がないため、2020年8月〜2026年5月(70ヶ月)の全期間(廃止届49件)も併記しています。月別件数は平均0.7件/月のポアソン分布とよく合い(χ²=0.92・自由度2)、件数0の月が37ヶ月あるのは欠号ではなく実際に少ないためです。
  • ★【この閉局率を、他の地方の県と比べないでください】同じ12ヶ月窓で「薬局1軒あたり何件の廃止届が出ているか」を都道府県別に出すと、東海北陸厚生局の6県(富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重)は1.42〜2.65%であるのに対し、他の厚生局の県は最も低いところ(関東信越ブロック)でも2.67%あります。東海北陸でいちばん高い富山県でさえ、他ブロックの最小を下回ります。6県そろって低いことから、これは「東海北陸で薬局が閉じにくい」のではなく、名簿(画像PDFのOCR)の捕捉率の差と読むのが妥当です。石川県は2.17%でブロック内5番目。他ブロックの都道府県と直接比べてはいけません。比べられるのは同じ厚生局の富山・岐阜・静岡・愛知・三重までです。石川県内の医療圏どうしの比較は同じ名簿・同じ捕捉率なので可能ですが、件数が薄いので本レポートでは県計のみを語っています。(この分離は岐阜県係・三重県係が独立に確定し、石川県でも再現しました。)
  • 【名簿に欠号はありません(ただし0件=閉局なし、ではありません)】70ヶ月のうち廃止届が0件の月が37ヶ月ありますが、そのすべてについて「その月をカバーする号(廃止日の翌月・翌々月の号)が取り込まれていて、同じ厚生局の他県の届はその号に載っている」ことを確認しました(号が欠けている月は0ヶ月)。つまり0件の月は「号が無かった」のではなく「石川県の届が無かった」月です。愛知県では号の欠落が見つかり窓自体を変えていますが、石川県では不要でした。ただし『廃止届が0件』は『薬局が閉じなかった』ことの証明ではありません。休止・災害特例・届出の遅れ・名簿の捕捉率により、実際に消えた店が名簿に載らないことがあります。能登の数字を読むときは特にご注意ください。
  • 【閉局は県計でのみ読んでください】12ヶ月窓の真の閉局7件を4医療圏に割ると1圏あたり1〜4件、全期間70ヶ月でも年4.5件です。廃止届が5件に満たない医療圏が3圏(能登北部・能登中部・南加賀)あります。圏別の真の閉局率・承継されなかった割合はJSONには入れていますが、1件の増減で大きく振れるため、圏どうしの順位づけには使えません。
  • 【閉局の位置は住所から割り当てています】石川県の廃止名簿はOCR由来で、座標が付いているのは40/49件(81.6%)です。さらに同一座標に最大3件が固まるジオコードのフォールバック点があり、座標だけで割り当てると能登の閉局3件が金沢市に移ってしまいます。そこで住所文字列(OCR誤りに強い1文字違いまで許容)を優先し、住所から市町が読めないものだけ座標に落としています。全期間49件のうち4件は住所も座標も読めず市町を特定できませんでした(すべて2020〜2022年。直近12ヶ月には1件もありません)。閉局を地図に点で描く場合、描けるのは座標のある分だけで、集計件数とは一致しません。
  • 【薬局の範囲】調剤を行う薬局のみを対象とし、ドラッグストア専業(調剤なし)は含みません(県内95店を除外)。位置は届出上の市区町村コードで割り当てています(石川県は553店すべてに市区町村コードがあり、座標による補完は不要でした)。座標のほうを使って市区町村を判定すると3店で食い違い、うち2店は医療圏をまたぎます(金沢市の店の座標が別の圏に落ちている明白な誤ジオコード)。届出住所が正本なので、市区町村コードを優先しています。参考までに、東海北陸厚生局の保険薬局名簿(令和8年3月1日現在)は石川県560軒で、本レポートの553軒との差は7軒(1.3%)です。
  • 【機能の届出率】かかりつけ薬剤師指導料などの届出状況は薬局機能情報提供制度(GMIS)の自己申告に基づきます。石川県は553店すべてに申告データがあり、分母も553店です。届出=実際の提供実績ではありません。医療圏によっては分母が小さく(最小は22店)、数ポイントの差は誤差の範囲です。
  • 【小さい分母の市町】薬局が8軒未満の市町が6あります(川北町・志賀町・宝達志水町・中能登町・輪島市・穴水町)。表・地図では注記を出してください。
  • 【医療圏の区分】国土数値情報A38由来の医療圏マスタ(NDBの335圏と一致・第8次医療計画準拠)に従っています。石川県は南加賀・石川中央・能登中部・能登北部の4圏です。
  • 【面積の使い方】面積はN03(国土数値情報 行政区域・2024年1月1日)のポリゴンから算出しました(県計4,183.4km²・国土地理院の公式値4186.21km²との差0.07%)。1軒あたり面積は「その市町の面積÷薬局数」で、実際に住民が歩く距離ではありません。石川県は250mメッシュの人口基盤が未投入のため、千葉県版で出した「徒歩10分以内カバー率」は算出できません。投入されれば追加できます。
  • 【将来人口】国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(2023年推計)」。推計であり、実績ではありません。能登半島地震(2024年1月)の前に公表された推計です。

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