CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
富士吉田市の薬局は、この先どうなるか
富士吉田市は富士山北麓に広がる富士・東部圏の中心都市で、薬局は31軒。富士急行線の富士山駅・下吉田駅周辺の市街地に薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は69.0%、最寄り薬局までの徒歩中央値は7.2分。直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の廃止届は1件で、承継・移転はなく、そのまま閉じたのは1軒だった。人口は2025年の約4.4万人から2050年に約3.2万人へ縮む見通しで、31軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか富士・東部医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 富士吉田市が属するのは山梨県富士・東部医療圏です(同じ圏域には都留市・大月市・上野原市など12市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、富士吉田市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。富士・東部医療圏の薬局側は0.78で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には1.00まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか富士吉田市の薬局の分布
富士吉田市の薬局分布地図です。宮川・神田堀川が流れる地域です。富士吉田市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の0.0%・薬局なし、北端の帯に人口の13.2%・薬局3軒。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端5.1軒です。富士吉田市内の駅から500m以内に立つ薬局は35.5%(11軒/31軒・富士吉田市内の駅5か所)。赤い丸は直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。富士・東部医療圏の12市区町村では、この期間の閉局は合計1件でした。富士吉田市の閉局は1件で、薬局31軒に対して3.2%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局31軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約43%あります。なお、この県は対象期間の名簿が7か月分しか確認できていないため、件数は下振れしている可能性があります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、富士吉田市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 富士吉田市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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富士吉田市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
富士吉田市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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