CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
八王子市の薬局は、この先どうなるか
八王子市は、南多摩医療圏で最多となる薬局230軒を抱える、都心通勤圏と多摩の丘陵地が同居する広い地域です。徒歩10分以内カバー率は84.2%、最寄り薬局までの中央値は5.1分で、市域が広い分、都心部に比べると徒歩の空白が残ります。暦年2025の廃止届は11件で、真に消えたのは7軒、4件は承継・移転で事業が続きました。薬局の場所・人口・処方せんの量まで、地域の実情がわかる粒度で見える化した詳細版です。
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薬剤師 ── 足りているのか南多摩医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 八王子市が属するのは東京都南多摩医療圏です(同じ圏域には町田市・日野市・多摩市など5市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、八王子市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。南多摩医療圏の薬局側は1.21で、 多い水準です。2036年には1.29まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか八王子市の薬局の分布
八王子市の薬局分布地図です。浅川・川口川が流れる地域です。八王子市を長い方の軸(東西)で5等分すると、西端の帯に人口の0.1%・薬局なし、東端の帯に人口の12.8%・薬局15軒。人口1万人あたりの薬局数は西端0.0軒/東端2.0軒です。八王子市内の駅から500m以内に立つ薬局は42.6%(98軒/230軒・八王子市内の駅23か所)。赤い丸は暦年2025(2025年1月〜12月)の閉局です。南多摩医療圏の5市区町村では、この期間の閉局は合計16件でした。八王子市の閉局は7件で、薬局230軒に対して3.0%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局230軒の地域なら、この基準率どおりでも7件以上になる確率は約13%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、八王子市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 八王子市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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八王子市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
八王子市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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