CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
黒潮町の薬局は、この先どうなるか
黒潮町は入野の砂浜で知られる土佐湾沿いの町(旧大方町・旧佐賀町)で、薬局は2軒。土佐くろしお鉄道中村線が海岸沿いを走り、旧大方町側の中心部に薬局があり、徒歩10分以内に薬局がある人口は18.7%、最寄り薬局までの徒歩中央値は40.3分。直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の廃止届は0件だった。人口は2025年の約9,275人から2050年に約4,971人へ縮む見通しで、2軒という薄い供給がどう続くかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか幡多医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 黒潮町が属するのは高知県幡多医療圏です(同じ圏域には宿毛市・土佐清水市・四万十市など6市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、黒潮町だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。幡多医療圏の薬局側は0.73で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には1.09まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか黒潮町の薬局の分布
黒潮町の薬局分布地図です。伊与木川・蛎瀬川が流れる地域です。黒潮町を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の14.9%・薬局なし、北端の帯に人口の4.1%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端0.0軒です。黒潮町内の駅から500m以内に立つ薬局は0.0%(0軒/2軒・黒潮町内の駅11か所)。赤い丸は直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。幡多医療圏の6市区町村では、この期間の閉局は合計2件でした。黒潮町の閉局は0件でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局2軒の地域なら、この基準率どおりでも0件になる確率は約96%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、黒潮町で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 黒潮町の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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黒潮町の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
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似ている地域
全国335の二次医療圏から、人口規模・高齢化率・薬局の薄さ・医薬分業率で似ている圏を、同じ県を除いて探しました。
- 秋田県大仙・仙北 →1,002km1軒あたり面積1軒あたり人口医薬分業率高齢化率人口規模
- 岩手県二戸 →1,100km高齢化率1軒あたり面積1軒あたり人口医薬分業率人口規模
- 山形県最上 →931km医薬分業率人口規模1軒あたり面積1軒あたり人口高齢化率
- 秋田県大館・鹿角 →1,066km1軒あたり面積人口規模高齢化率医薬分業率
- 秋田県横手 →982km人口規模高齢化率医薬分業率