CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
高砂市の薬局は、この先どうなるか
高砂市は、瀬戸内海に面した臨海工業地域を抱える、東播磨医療圏南西部の市です。薬局は48軒、うち30軒(62.5%)がかかりつけ薬剤師を届け出ています。徒歩10分以内カバー率74.1%・最寄りまでの中央値6.0分です。直近12か月の廃止届は3件で、うち1件は承継・移転で事業が続き、そのまま消えたのは2軒でした。総人口は今後大きく減り、65歳以上人口も30.7%→39.9%と高齢化率は上がるものの、絶対数では-4.7%とすでに減少局面に入っています。薬局の場所・人口・処方せんの量まで、地域の実情がわかる粒度で見える化した詳細版です。
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薬剤師 ── 足りているのか東播磨医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 高砂市が属するのは兵庫県東播磨医療圏です(同じ圏域には明石市・加古川市・稲美町など5市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、高砂市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。東播磨医療圏の薬局側は1.20で、 やや多い水準です。2036年には1.36まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか高砂市の薬局の分布
高砂市の薬局分布地図です。法華山谷川・鹿島川が流れる地域です。高砂市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の6.3%・薬局3軒、北端の帯に人口の3.0%・薬局1軒。人口1万人あたりの薬局数は南端5.6軒/北端4.0軒です。高砂市内の駅から500m以内に立つ薬局は43.8%(21軒/48軒・高砂市内の駅6か所)。赤い丸は直近12か月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。東播磨医療圏の5市区町村では、この期間の閉局は合計5件でした。高砂市の閉局は2件で、薬局48軒に対して4.2%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局48軒の地域なら、この基準率どおりでも2件以上になる確率は約22%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、高砂市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 高砂市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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高砂市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
高砂市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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