CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
会津若松市の薬局は、この先どうなるか
会津若松市は会津・南会津圏の中核で、磐越西線・只見線・会津鉄道が集まる城下町。薬局は71軒。会津若松駅周辺と市街地の幹線沿いに薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は74.1%、最寄り薬局までの徒歩中央値は6.7分。2025年4月〜11月の8ヶ月間の廃止届は2件で、うち1件は承継・移転で事業が続き、そのまま閉じたのは1軒だった(集計期間は8ヶ月で、1年ぶんではありません)。人口は2025年の約11.0万人から2050年に約7.6万人へ縮む見通しで、71軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか会津・南会津医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 会津若松市が属するのは福島県会津・南会津医療圏です(同じ圏域には喜多方市・下郷町・檜枝岐村など17市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、会津若松市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。会津・南会津医療圏の薬局側は0.79で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には0.90まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか会津若松市の薬局の分布
会津若松市の薬局分布地図です。湯川・阿賀川が流れる地域です。会津若松市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の0.5%・薬局なし、北端の帯に人口の7.2%・薬局4軒。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端5.1軒です。会津若松市内の駅から500m以内に立つ薬局は15.5%(11軒/71軒・会津若松市内の駅14か所)。赤い丸は2025年4月〜2025年11月(8ヶ月)の閉局です。会津・南会津医療圏の17市区町村では、この期間の閉局は合計1件でした。会津若松市の閉局は1件で、薬局71軒に対して1.4%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局71軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約73%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、会津若松市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 会津若松市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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会津若松市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
会津若松市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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