福井県嶺南医療圏

CrossHealth / 薬局持久度レポート

歩いて10分に薬局がある人が、同じ圏の中で60.3ポイント開く

嶺南医療圏6市町の薬局を、供給・高齢化・経営体力・徒歩アクセスで見える化。

薬局 55軒6市町院外処方せん率 66.6%徒歩10分カバー率 45.5%

この記事の数字について:出所は公開データ(厚生局・薬局機能情報提供制度=GMIS・NDBオープンデータ・社会保障人口問題研究所の将来推計人口など)。分析期間は上の「対象・期間」のとおりで、将来値は推計であり幅があります。検算のやり方と不確実性の扱いは方法論のページ →で説明しています。

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嶺南医療圏の市区町村レポート(A4・6ページ)

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嶺南医療圏(敦賀市・小浜市・高浜町・若狭町・美浜町・おおい町)は、薬局55軒。構成6市町は県内4医療圏で最多ですが、うち4市町は薬局8軒未満です。徒歩10分以内に薬局がある人の割合は、敦賀市の69.1%から若狭町の8.8%まで60.3ポイント開きます。65歳以上人口は2045年までに-3.7%で、ピークは2025年=すでに減り始めています

55
圏内の薬局数
6
この圏の市町(県内最多)
60.3
徒歩10分カバー率の圏内の開き(ポイント)
-3.7%
65歳以上人口の変化(→2045)

この圏は、福井県を語るときによく使われる地理区分の「嶺南」とぴったり同じ6市町です(残る3圏11市町が「嶺北」)。通説では嶺北と嶺南で分かれると言われますが、院外処方せん率で見ると向きは逆で、嶺南(66.6%)のほうが嶺北(59.2%)より7.4ポイント高いという結果でした。しかも嶺北の内側の落差(24.9ポイント)は嶺北・嶺南の差の3.4倍あります。圏の中身を見ると、薬局は敦賀市に32軒=圏の58.2%が集まり、6市町のうち4市町は65歳以上人口が2025年をピークにすでに減り始めています。経営体力(圏内の相対値)は美浜町(-16.5%)から敦賀市(+7.2%)まで23.7ポイント。徒歩10分カバー率は圏全体で45.5%(県全体51.6%)ですが、圏内のばらつきは県内4圏でいちばん大きく、薬局8軒以上の2市とそれ以外で景色が違います。

地理区分 ── 嶺北と嶺南この圏は、地理区分の「嶺南」とぴったり同じ

福井県を語るときの「嶺北・嶺南」という区分は、医療圏の線と一致しています。嶺南医療圏の6市町がそのまま嶺南で、残る3圏11市町が嶺北です。実際に差はあります——薬局は嶺北280軒に対しこの圏55軒、薬局1軒あたりの面積は11.0km²と20.0km²、65歳以上人口は+2.0%と-3.7%。ただし院外処方せん率では向きが逆で、嶺南のほうが高くなります。「嶺北か嶺南か」だけで薬局を語ると、県内で最も大きい落差(嶺北の内側の24.9ポイント)を見落とします。

この圏について、よく聞かれること原子力発電所の立地4市町は、すべてこの圏にあります

原子力発電所の立地4市町(敦賀市・美浜町・おおい町・高浜町)は、すべて嶺南医療圏にあります(公表事実)。ただし薬局数は美浜町2軒・おおい町2軒・高浜町4軒・敦賀市32軒で、4市町のうち3市町が薬局8軒未満です。立地側の数字は事実上ほぼ1市の値になり、非立地側も2市町しかありません。したがって本レポートは、立地しているかどうかで薬局の姿が違うかを判定しません(判定不能)。立地・非立地を分けた比較も、その理由の説明も行いません。

地図 ── 地域差を見る薬局1軒あたり処方せんの、市町ごとの将来

色は薬局1軒あたり処方せんの2025→2045変化(=経営体力)。いちばん上がるのが敦賀市(+7.2%)、いちばん下がるのが美浜町(-16.5%)です。これは圏内での相対値です。圏全体では処方せん需要は-3.7%減る推計なので、色が良くても絶対量が増えるとは限りません。薬局8軒未満の市町(美浜町・若狭町・おおい町・高浜町)の色は、分母が小さく1店の出入りで大きく動きます。

ランキング ── 市町の差経営が楽になる側・相対的にしんどくなる側

美浜町(-16.5%)から敦賀市(+7.2%)まで23.7ポイントの開き。ただしこの圏には薬局8軒未満の市町が4つあり(美浜町・若狭町・おおい町・高浜町)、その1軒あたりの数値は順位として読めません。比較に耐えるのは薬局8軒以上の小浜市・敦賀市です。

美浜町
-16.5%
若狭町
-10.6%
おおい町
-8.6%
──── ここから経営が楽になる地域(需要増)────
小浜市
-2.7%
高浜町
+4.5%
敦賀市
+7.2%

人口動態 ── 需要の源嶺南医療圏の人口はこう動く

嶺南医療圏全体では、総人口は12.7万→10.1万人(-20.6%)、65歳以上は4.3万→4.1万人(-3.7%)と動きます。高齢化率は33.4%→40.5%へ。65歳以上のピークは2025年です。市町で見ると、65歳以上人口がすでにピークを過ぎた市町が4つ、2050年まで増え続ける市町は無いという内訳です。福井県全体では4医療圏のうち2圏(奥越・嶺南)が2025年でピークを過ぎており、17市町では10市町が同じ状態です。

総人口65歳以上
0万5万10万15万20万2025203020352040204520509万4万
実データ(社人研 将来推計人口・2023年推計)。

徒歩アクセス ── 実際の道路を歩いた時間歩いて10分以内に薬局がある人は、嶺南医療圏で45.5%

250mメッシュの推計人口(2025年)をもとに、実際の道路網(OpenStreetMap・徒歩)を歩いた所要時間で計算しました。嶺南医療圏では徒歩10分以内が45.5%(福井県全体は51.6%)、20分以内が67.5%、30分以内が75.2%。人口で重みづけした中央値は11.2分で、徒歩10分より遠いところに69,455人が住んでいる計算になります。市町ごとに見ると敦賀市69.1%〜若狭町8.8%です。最寄りの薬局は市町・医療圏の境界を越えて探していますが、この圏では、圏内の薬局だけで探しても同じ値になります=圏をまたいだ供給に頼っていません。この数字は下限です。福井県には座標が同じ1点に落ちている薬局が18軒あり、実際の場所が分からないため供給点から外しているためです(この圏では5軒が該当)。

機能の届出かかりつけ・地域連携・在宅の届出状況

嶺南医療圏の届出率は、かかりつけ60.0%・地域連携40.0%・在宅38.2%(分母は圏の55店)。福井県全体は52.2%・30.7%・36.4%です。ただしGMISの9つの機能フラグがすべて0の店がこの圏に7軒(12.7%)あり、そのぶん生の届出率は低めに出ます。1つ以上フラグが立つ48店だけを分母にするとかかりつけ68.8%・地域連携45.8%・在宅43.8%です。実勢はこの2つの値の間にあります。他の都道府県の公開値とは並べないでください。

院外処方せん率(医薬分業率)嶺南医療圏は66.6%(福井県60.3%・全国平均80.7%)

病院・診療所で出された処方せんのうち、外の薬局に回った割合です(NDB 2023年)。嶺南医療圏は66.6%で、福井県4医療圏のなかで高いほうから2番目です(4圏の幅は奥越42.4%〜丹南67.3%)。福井県全体の60.3%は全国47都道府県で最も低く、全国平均(80.7%)を20.4ポイント下回ります。分業率は医療機関側の体制で決まる部分が大きく、本レポートはその是非を判断しません。これは予測でも目標でもなく、いまの実績です。

いま出していない数字供給の将来推計は、この地域ではまだ出せません

このページでは、次の数字をまだ出していません。(1)2045年の薬局店数 2045年に薬局が何軒になるかという推計です。供給動学モデルは47都道府県のフル学習に更新され、「どの筋道で閉じるか」の係数は検算に通りました。しかし店数の水準を出すには、閉じる側と開く側の数え方がそろっている必要があります。実際に20年ぶん回すと全国で+25.4%(薬局が2割以上増える)、薬局の少ない医療圏では最大+913%という結果になりました。原因は2つで、ひとつは新規指定の名簿がほぼ完全に取れるのに対して廃止届のほうに取りこぼしが残ること(モデルの純増+1074軒/年に対し名簿の実測は+387軒/年)、もうひとつは薬局の少ない医療圏で開局数が全国平均側に引っ張られること(20軒未満の圏では推定2.5軒/年に対し実測0.33軒/年)です。 解禁の条件は、廃止届の取りこぼしをなくすこと(東海北陸のOCR再収穫・名簿の多年化)と、小さい医療圏で開局数が平均へ引っ張られないようにモデルを直すことです。(2)医療圏の都市型/郊外型の分類 医療圏を「都市型(競争淘汰)/郊外型(需要減)」に分ける分類です。供給動学モデルは47都道府県すべてを学習しましたが、福井県は閉局名簿の側に条件が足りず、県別の適用可否表で「不可」と判定されています(真閉局13件(少数)/欠号50%/ブロック捕捉が下限(λ絶対値は非公開))。他県で学習した値を当てはめることはしません。 解禁の条件は、#52 東海北陸の廃止届OCR再収穫(下限値→実数化)です。数字を急いで出すより、間違っていた数字を下げるほうを選んでいます。

医療計画 ── 圏域の記述県の医療計画は、この圏域をどう書いているか

県が公表した保健医療計画の本文を、原文のまま引用しています(要約・言い換えはしていません)。

さらに、救急安心センター事業(#7119)の導入や小児救急医療電話相談(#8000)の対応時間拡充、脳卒中・心不全のリハビリに係る人材確保への支援、嶺南地域における急性期医療体制の強化、医師や薬剤師をはじめとした医療人材確保対策の充実などを盛り込みました。

福井県医療計画(第8次) 第8次福井県医療計画(全体版) PDF 2ページ

〔嶺南医療圏〕地域の小児救急輪番病院に必要な医師数を確保します。

福井県医療計画(第8次) 第8次福井県医療計画(全体版) PDF 546ページ

○地域医療支援病院の指定を含め、公的病院等の役割分担と連携や産科・小児科の体制について検討し、嶺南地域における効率的な医療提供体制を構築します。

福井県医療計画(第8次) 第8次福井県医療計画(全体版) PDF 66ページ

並べているのは「県の計画にこう書いてある」という事実と、実データの数字です。計画の是非は論じません。

くわしい数字6市町データ一覧

市区町村薬局高齢率
2025
1軒あたり処方せん
2025 → 2050
変化
敦賀市3231.2%9,190 → 9,855+7.2%
小浜市1233.9%12,091 → 11,766-2.7%
高浜町434.2%12,637 → 13,202+4.5%
若狭町339.1%24,976 → 22,340-10.6%
美浜町238.2%25,389 → 21,206-16.5%
おおい町234.2%19,585 → 17,900-8.6%

※処方せんはNDBの医療圏別実績(2023年・院外)を、市町の65歳以上人口で按分した推計です。実測ではありません。※薬局数は2025年時点で固定。※閉局は圏別にも市町別にも出していません(福井県の閉局データは県計24件で、名簿の号が2本欠けているためです)。※薬局8軒未満の市町(美浜町・若狭町・おおい町・高浜町)は small_n です。個店のランキングは作りません。

機能の届出 ── 厚生局の名簿で数える地域支援・医薬品供給対応体制加算の届出は96.1%です

薬局の機能は、これまで薬局機能情報提供制度(GMIS)の自己申告で数えていましたが、ここからは地方厚生局の「施設基準届出受理医療機関名簿」で数え直しています。嶺南医療圏でこの名簿に載っている保険薬局は51軒で、そのうち届出があるのは──地域支援・医薬品供給対応体制加算 49軒=96.1%、かかりつけ薬剤師(服薬管理指導料の注1)(推定) 34軒=66.7%、在宅薬学総合体制加算 17軒=33.3%、電子的調剤情報連携体制整備加算(推定) 46軒=90.2%です。名簿の版は令和8年7月1日版(東北厚生局=青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県のみ令和8年6月1日版。7月分が未公開のため入手可能な最新を使用)。8つの厚生局・47都道府県をすべて同じ月の版でそろえてあるので、県どうしを並べて比べられます(GMISの自己申告は県によって取り込みの穴があり、これができませんでした)。推定を含む項目があります。「かかりつけ薬剤師(服薬管理指導料の注1)」は令和8年度改定でかかりつけ薬剤師指導料・包括管理料は服薬管理指導料に統合され、単独の届出名称が無くなりました。新様式の名簿にある「服薬管理指導料の注1」を代理指標として数えた推定値です(告示・通知文の逐語確認はしていません)。「電子的調剤情報連携体制整備加算」は令和8年度改定で「医療DX推進体制整備加算」の後継と判断して数えた推定値です(同一制度の後継という対応関係は未確認)。このページがこれまで載せていた届出率は、改定前の版の名簿を店名で突き合わせて数えたものでした。並べると、かかりつけ薬剤師(服薬管理指導料の注1)は今回66.7%/これまで60.0%(差+6.7ポイント)、地域支援・医薬品供給対応体制加算は今回96.1%/これまで40.0%(差+56.1ポイント)、在宅薬学総合体制加算は今回33.3%/これまで38.2%(差-4.9ポイント)です。差の主な理由は3つで、(1)令和8年度改定で後発医薬品調剤体制加算が地域支援・医薬品供給対応体制加算に統合されたこと(地域支援の届出率が跳ね上がる)、(2)かかりつけ薬剤師指導料が服薬管理指導料に統合され、代理指標に切り替えたこと、(3)これまでが店名の突き合わせ、今回が医療機関コードでの集計であること。どちらかが誤りという意味ではありません。これから先は、47都道府県を同じ月の版でそろえた今回の数え方を主に使います。分母は名簿に載っている薬局の数で、このページの他の場所に出てくるGMIS由来の薬局数とは出典が違うため一致しません。また届出は「その体制をとると届け出た」という記録で、実際に提供された量ではありません。

このレポートの範囲と、正直な限界

  • 【このレポートで言えること】地域単位(二次医療圏・市町)の薬局供給と、将来の高齢人口から見た需要の傾き。地域の持続可能性を映すためのものです。
  • 【言えないこと】個々の薬局の経営状態・存続の見通しは一切わかりませんし、扱いません。個店のランキングや「この店は無くなる」といった予測は作りません。出店・撤退の判断はしません。事実をお見せし、判断は読み手に委ねます。
  • 【処方せんの推計方法】嶺南医療圏の院外処方せん実績(NDB 2023年・年間654,605枚)を、市町ごとの65歳以上人口シェアで按分した推計です。実際の処方せんは市町別には公表されていません(NDBの最小公表単位が二次医療圏のため)。
  • 【「経営体力の変化」の意味】圏域全体の処方せん総数を現在の水準に固定したうえで、圏内での高齢人口シェアの移動だけを見た相対値です。マイナスでも、その市町の処方せんが絶対量で減るという意味ではありません。圏全体として増えるか減るかは、ひとつ上の階層(福井県=Lv1)の需要指数で別に示しています(この圏域は2025年を100として2045年に96)。
  • 【薬局数は2025年で固定】推計では、薬局の数はいまのまま変わらないと置いています。新規開局・閉局による将来の店舗数の変化は含みません。
  • 【高齢人口=需要の代理指標】処方せんの多くを高齢者が占めるという前提を置いています。受診率・在宅化率・オンライン服薬指導・後発品比率などの制度変更は織り込んでいません。
  • 【★閉局の『率』は出していません】福井県の閉局データは県計24件で、閉局データのある47都道府県で最も少なく、さらに近畿厚生局の月次名簿のうち福井県分の2026.3・2026.4号の2本が欠けています。廃止の届出は廃止日の1〜3ヶ月後の号に分かれて載るため、既定の12ヶ月窓(2025年5月〜2026年4月(12ヶ月))のうち6ヶ月が過少計上になります(最も薄い月のカバー率は0.071)。そのため閉局率・承継率は県計でも医療圏でも出さず、このページには件数も載せていません。数値はJSONに保持していますが、年率を外挿することも、他県や他の医療圏と比べることもできません。
  • 【閉局件数は2026年7月30日時点の下限値】2026年7月号までの名簿にもとづきます。名簿には掲載の遅れがあり、この期間の件数は今後さらに増える可能性があります。福井県はさらに号が2本欠けているため、どの窓で数えても件数は下限です。
  • 【薬局の範囲】調剤を行う薬局のみを対象とし、ドラッグストア専業(調剤なし)は含みません。薬局の位置は届出上の市区町村コードで割り当てています。
  • 【機能の届出率】かかりつけ薬剤師指導料などの届出状況は薬局機能情報提供制度(GMIS)の自己申告に基づきます。この圏域は9つの機能フラグがすべて0の店が7軒=12.7%あり、1つ以上フラグが立つ48店だけを分母にした感度値(かかりつけ68.8%・地域連携45.8%・在宅43.8%)を併記しています。届出=実際の提供実績ではありません。他都道府県の公開値とは並べないでください。
  • 【★徒歩カバー率はOSRM実道路網。ただし下限です】徒歩10分カバー率(45.5%)は、250mメッシュの推計人口(2025年)からOpenStreetMapの道路網を歩いた実所要時間で計算しています(access_method="osrm_partial_fallback")。経路が取れなかったセル(全体の0.27%)だけ直線距離×迂回係数1.3÷分速80mで補完しています。福井県は薬局18軒の座標が同じ1点に落ちており(10市町にまたがるジオコードのフォールバック点)、実際の所在地が分からないため供給点から除外しました。そのぶんカバー率は下限としてお読みください(この圏では美浜町1軒・高浜町1軒・敦賀市3軒が該当します)。公共交通は含みません。県境は越えないため、県境沿いは下限側に振れます。
  • 【徒歩カバー率を他県と並べるとき】既刊の多くの県はfallback法(直線距離×迂回係数1.3÷分速80m)で公開しています。この圏のfallback法の値は47.2%で、OSRM実測値(45.5%)とは1.7ポイント違います。県をまたいで並べるときは、方式をそろえてください。
  • 【★薬局の座標について】福井県の薬局335軒のうち18軒が同じ1点に座標を持っています(ジオコードのフォールバック点で、実際の所在地ではありません)。この圏からも5軒が該当します。市町の割当ては届出上の市区町村コードから行っているので薬局数・需要・届出率・面積には影響しませんが、地図に薬局の点を打つ用途には使えません。徒歩カバー率については、この18軒を供給点から外して計算しています。
  • 【将来人口】国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(2023年推計)」。推計であり、実績ではありません。
  • 【いま出していない数字】2045年の薬局店数の推計と、医療圏の「都市型/郊外型」分類は掲載していません。供給の統計モデルは47都道府県すべてを学習しましたが、福井県は閉局名簿の側の条件(収録期間・欠号)が足りず、適用可否表で「不可」と判定されているためです。他県で学習した値の流用はしません。
  • 【★小さい分母】この圏の薬局8軒未満の市町は美浜町・若狭町・おおい町・高浜町です。うち薬局1〜2軒の美浜町・おおい町は、市町単位の集計がそのまま個店の記述になるため、本文の主役にせず、詳細ページ(Lv3)の対象からも外しています。届出率が0%や100%に張り付く市町があるのも同じ理由です。数字として読まないでください。
  • 【★原子力発電所の立地について】立地4市町(敦賀市・美浜町・おおい町・高浜町)はすべてこの医療圏にあります(公表事実)。ただし薬局数は美浜町2軒・おおい町2軒・高浜町4軒・敦賀市32軒で、4市町のうち3市町が薬局8軒未満です。立地側の数字は事実上ほぼ1市の値になり、立地しているかどうかで薬局の姿が違うかは、このデータでは判定できません(判定不能)。本レポートは立地・非立地の比較を行わず、その理由についても踏み込みません。
  • 【★「嶺北か嶺南か」という区分について】この医療圏の6市町は地理区分の嶺南とぴったり一致します。ただし院外処方せん率で見ると、嶺北の内側の落差(24.9ポイント)のほうが嶺北・嶺南の差(7.4ポイント)より3.4倍大きく、しかも向きは通説と逆です。通説は**部分的にしか支持されない。**というのが、このデータから言えることです。

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