CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
さつま町の薬局は、この先どうなるか
さつま町は川内川中流の盆地に宮之城の市街地が開けた竹林のまちで、薬局は14軒。薬局は宮之城の中心部に集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は29.7%、最寄り薬局までの徒歩中央値は21.5分と、山に囲まれた町域では徒歩圏の外が広い。直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局は真の閉局1件・移転承継1件だった。人口は2025年の約1.8万人から2050年に約1.0万人へ縮む見通しで、14軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
このページの数字を、出典と作成時点をつけたA4・6ページの紙で受け取れます(無料・メール登録)。
無料・パスワード不要です。ご登録のメールに確認リンクをお送りします。あわせて、隔週の便り(街の数字をひとつ、薬剤師の目で翻訳したもの)もお届けします。登録済みの方はログイン
薬剤師 ── 足りているのか川薩医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 さつま町が属するのは鹿児島県川薩医療圏です(同じ圏域には薩摩川内市など2市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、さつま町だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。川薩医療圏の薬局側は0.88で、 やや少ない水準です。2036年には1.13まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるかさつま町の薬局の分布
さつま町の薬局分布地図です。川内川・穴川が流れる地域です。さつま町を長い方の軸(東西)で5等分すると、西端の帯に人口の2.8%・薬局なし、東端の帯に人口の3.3%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は西端0.0軒/東端0.0軒です。赤い丸は直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。川薩医療圏の2市区町村では、この期間の閉局は合計2件でした。さつま町の閉局は1件でした(薬局14軒の地域です。軒数が少なく、1件で率が大きく動くため割合は出しません)。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局14軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約23%あります。なお、この県は名簿の号の記録が残っていないため、対象期間の閉局をすべて拾えているかを確認できません(件数は下振れしうる値です)。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、さつま町で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── さつま町の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
無料レポート
さつま町の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
さつま町の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
無料・パスワード不要です。ご登録のメールに確認リンクをお送りし、そこからレポートをお読みいただけます。あわせて、隔週の便り(街の数字をひとつ、薬剤師の目で翻訳したもの)もお届けします。登録済みの方はログイン
似ている地域
全国335の二次医療圏から、人口規模・高齢化率・薬局の薄さ・医薬分業率で似ている圏を、同じ県を除いて探しました(この圏は基準に合う候補が少なく、5圏に満たない場合があります)。