CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
奥州市の薬局は、この先どうなるか
奥州市は水沢・江刺・前沢・胆沢・衣川からなる北上川沿いの県南の中心都市で、薬局は59軒。水沢の市街地を中心に薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は41.4%、最寄り薬局までの徒歩中央値は13.4分。2025年10月〜2026年4月の7ヶ月間の廃止届は2件で、1件は移転・承継にともなうもの、そのまま閉じたのは1軒だった(集計期間は7ヶ月で、1年ぶんではありません)。人口は2025年の約10.5万人から2050年に約6.9万人へ縮む見通しで、59軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか胆江医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 奥州市が属するのは岩手県胆江医療圏です(同じ圏域には金ケ崎町など2市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、奥州市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。胆江医療圏の薬局側は0.88で、 やや少ない水準です。2036年には1.14まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか奥州市の薬局の分布
奥州市の薬局分布地図です。胆沢川・人首川が流れる地域です。奥州市を長い方の軸(東西)で5等分すると、西端の帯に人口の2.3%・薬局1軒、東端の帯に人口の2.4%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は西端4.2軒/東端0.0軒です。奥州市内の駅から500m以内に立つ薬局は18.6%(11軒/59軒・奥州市内の駅4か所)。赤い丸は2025年10月〜2026年4月(7ヶ月)の閉局です。胆江医療圏の2市区町村では、この期間の閉局は合計2件でした。奥州市の閉局は1件で、薬局59軒に対して1.7%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局59軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約66%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、奥州市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 奥州市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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奥州市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
奥州市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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