CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
五所川原市の薬局は、この先どうなるか
五所川原市は立佞武多と津軽鉄道で知られる津軽平野北部の市で、薬局は35軒。五所川原駅周辺の市街地に薬局が集まり、徒歩10分以内に薬局がある人口は46.5%、最寄り薬局までの徒歩中央値は11.1分。2025年7月〜2026年2月の8ヶ月間の廃止届は1件で、そのまま閉じたのは1軒だった(集計期間は8ヶ月で、1年ぶんではありません)。人口は2025年の約4.7万人から2050年に約2.8万人へ縮む見通しで、35軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか西北五地域医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 五所川原市が属するのは青森県西北五地域医療圏です(同じ圏域にはつがる市・鰺ヶ沢町・深浦町など6市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、五所川原市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。西北五地域医療圏の薬局側は0.68で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には1.03まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか五所川原市の薬局の分布
五所川原市の薬局分布地図です。小田川・岩木川が流れる地域です。五所川原市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の52.7%・薬局26軒、北端の帯に人口の3.2%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は南端10.4軒/北端0.0軒です。五所川原市内の駅から500m以内に立つ薬局は40.0%(14軒/35軒・五所川原市内の駅10か所)。赤い丸は2025年7月〜2026年2月(8ヶ月)の閉局です。西北五地域医療圏の6市区町村では、この期間の閉局は合計2件でした。五所川原市の閉局は1件で、薬局35軒に対して2.9%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局35軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約47%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、五所川原市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 五所川原市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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五所川原市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
五所川原市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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似ている地域
全国335の二次医療圏から、人口規模・高齢化率・薬局の薄さ・医薬分業率で似ている圏を、同じ県を除いて探しました。
- 鹿児島県曽於 →1,329km高齢化率医薬分業率1軒あたり面積人口規模
- 熊本県阿蘇 →1,207km高齢化率1軒あたり面積1軒あたり人口
- 宮崎県日南串間 →1,310km高齢化率1軒あたり面積人口規模
- 秋田県由利本荘・にかほ →178km1軒あたり面積人口規模医薬分業率高齢化率1軒あたり人口
- 北海道中空知 →326km高齢化率人口規模1軒あたり面積医薬分業率