CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
天川村の薬局は、この先どうなるか
天川村は大峰山系の深い山あいに集落が点在する南和圏の村で、村内に薬局はない。住民の半数以上にとって、最寄りの薬局は徒歩では到達できない距離と、道路距離そのものが長く、処方薬の受け取りは村外の薬局に依存している。直近12か月(2025年5月〜2026年4月)の廃止届は0件だった。人口は2025年の約1,018人から2050年に約523人へ半分ほどに縮む見通しで、村外の薬局への経路と移動手段の確保が、この村の薬局アクセスの前提になっている。
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薬剤師 ── 足りているのか南和医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 天川村が属するのは奈良県南和医療圏です(同じ圏域には五條市・吉野町・大淀町など12市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、天川村だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。南和医療圏の薬局側は0.48で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には0.81まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか天川村の薬局の分布
天川村の薬局分布地図です。熊野川・山上川が流れる地域です。赤い丸は直近12か月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、天川村で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
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天川村の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
天川村の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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似ている地域
類似圏は見つかりませんでした。同一県を除いた全国330圏あまりの中に、5軸すべてが許容幅(ロバストz 0.75以内)に収まる圏がありません。この圏は全国的に特異です(無理に近い圏を当てはめない方針)。
もっとも近かったのは京都府丹後ですが、「1軒あたり面積」が基準を超えました。