CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
壱岐市の薬局は、この先どうなるか
壱岐市は玄界灘に浮かぶ壱岐島一島で一市をなす離島の市で、薬局は13軒。郷ノ浦・芦辺・勝本・石田の旧4町の集落に薬局が分かれ、徒歩10分以内に薬局がある人口は25.1%、最寄り薬局までの徒歩中央値は23.2分。平坦な農地に住まいが広く散らばる島の構造が、徒歩アクセスの数字に表れている。直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局は真の閉局0件・移転承継0件だった。人口は2025年の約2.2万人から2050年に約1.3万人へ縮む見通しで、島内に散らばる暮らしを13軒でどう支えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか壱岐医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 壱岐市が属するのは長崎県壱岐医療圏です(この圏域はこの市区町村のみで構成されます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、壱岐市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。壱岐医療圏の薬局側は0.80で、 やや少ない水準です。2036年には1.20まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか壱岐市の薬局の分布
壱岐市の薬局分布地図です。幡鉾川・谷江川が流れる地域です。壱岐市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の8.0%・薬局なし、北端の帯に人口の13.8%・薬局1軒。人口1万人あたりの薬局数は南端0.0軒/北端3.2軒です。赤い丸は直近12ヶ月(2025年5月〜2026年4月)の閉局です。壱岐医療圏の1市区町村では、この期間の閉局は合計0件でした。壱岐市の閉局は0件でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局13軒の地域なら、この基準率どおりでも0件になる確率は約79%あります。なお、この県は名簿の号の記録が残っていないため、対象期間の閉局をすべて拾えているかを確認できません(件数は下振れしうる値です)。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、壱岐市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 壱岐市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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壱岐市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
壱岐市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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