CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
南相馬市の薬局は、この先どうなるか
南相馬市は常磐線が縦貫する相双圏の中核で、薬局は33軒。2025年4月〜11月の8ヶ月間の廃止届は2件で、うち1件は承継・移転で事業が続き、そのまま閉じたのは1軒だった(集計期間は8ヶ月で、1年ぶんではありません)。社人研2023年推計は浜通りの13市町村を「浜通り地域」として一括で推計しており、市町村別の将来推計・徒歩カバー率・経営の線はこのページでは出していない(0ではなく、推計が存在しないため)。
薬剤師 ── 足りているのか相双医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 南相馬市が属するのは福島県相双医療圏です(同じ圏域には相馬市・広野町・楢葉町など12市区町村が含まれます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、南相馬市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。相双医療圏の薬局側は0.58で、 全国的にみて薬剤師が少ない水準です。2036年には0.75まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか南相馬市の薬局の分布
南相馬市の薬局分布地図です。新田川・太田川が流れる地域です。南相馬市内の駅から500m以内に立つ薬局は39.4%(13軒/33軒・南相馬市内の駅5か所)。赤い丸は2025年4月〜2025年11月(8ヶ月)の閉局です。相双医療圏の12市区町村では、この期間の閉局は合計1件でした。南相馬市の閉局は1件で、薬局33軒に対して3.0%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局33軒の地域なら、この基準率どおりでも1件以上になる確率は約45%あります。
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