CrossHealth / 薬局持久度レポート[市区町村詳細版]
前橋市の薬局は、この先どうなるか
前橋市は県庁所在地であり、前橋医療圏を単独で構成する。薬局は193軒と県内最多クラスで、市街地を中心に広く分布する。徒歩10分以内に薬局がある人口は72.2%、最寄り薬局までの徒歩中央値は6.3分と、日常の受け取りは歩いて届きやすい水準にある。暦年2025の廃止届は11件で、うち6件は承継・移転で事業が続き、そのまま閉じたのは5軒だった。人口は2025年の約32.5万人から2050年に約27.2万人へ緩やかに減る見通しで、193軒の配置が需要の変化にどう応えるかが論点になる。
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薬剤師 ── 足りているのか前橋医療圏の薬剤師偏在指標
薬剤師の多寡は市区町村ではなく二次医療圏の単位で国が算定しています。 前橋市が属するのは群馬県前橋医療圏です(この圏域はこの市区町村のみで構成されます)。 以下の数値はこの圏域全体のもので、前橋市だけの数値ではありません。
薬剤師偏在指標は、厚生労働省が定める「医療需要(ニーズ)あたりの薬剤師の多寡」です (薬剤師の供給 ÷ 推計業務量)。1.0前後が需給の目安で、高いほど薬剤師が多く、 低いほど少ないことを表します。前橋医療圏の薬局側は1.08で、 やや多い水準です。2036年には1.22まで上がる見通しです。薬剤師の充足が進む方向を示します。 薬局と病院は別々に算定されるため、両者は一致しません。
地図 ── 薬局はどこにあるか前橋市の薬局の分布
前橋市の薬局分布地図です。荒砥川・赤城白川が流れる地域です。前橋市を長い方の軸(南北)で5等分すると、南端の帯に人口の20.9%・薬局41軒、北端の帯に人口の0.0%・薬局なし。人口1万人あたりの薬局数は南端6.0軒/北端0.0軒です。前橋市内の駅から500m以内に立つ薬局は17.6%(34軒/193軒・前橋市内の駅19か所)。赤い丸は暦年2025年(1〜12月)の閉局です。前橋医療圏の1市区町村では、この期間の閉局は合計5件でした。前橋市の閉局は5件で、薬局193軒に対して2.6%でした。名簿が12か月そろった18県の実績では、年間の閉局率は中央値1.8%(幅0.6〜3.6%)です。薬局193軒の地域なら、この基準率どおりでも5件以上になる確率は約28%あります。
- 1軒に預けられている人 ── その1軒が無くなると、前橋市で何人が歩いて行けなくなるか
- 歩いて行けない人は誰か ── 75歳以上のうち徒歩10分圏の外にいるのは何人か、2050年にどうなるか
- 車が前提か ── 歩いて行けない人は、車なら届くのか
- 供給の履歴 ── 前橋市の薬局は、いつ開いた店か
- 廃止届 ── 消えたのか、続いたのか(承継と本当の閉局を分けて数える)
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前橋市の薬局持久度レポート(A4・6ページ)
前橋市の薬局の分布と、同じ医療圏の市区町村どうしの落差を1冊にまとめました。 出典と作成時点を入れてあるので、そのまま社内やご相談の資料にお使いいただけます。
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