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CrossHealth(クロスヘルス)合同会社 政策研究 / 調べ

都内の薬局、いちばん近い他の薬局までの距離

3行で

  1. 都内の薬局のうち、オープンデータの座標が使える6,535軒について、いちばん近い他の薬局までの直線距離を測りました。100m以内が49.3%、101〜300mが39.1%、301〜500mが8.6%、500mを超えるのが3.1%です。距離の中央値は101.4mです。
  2. 他の薬局とまったく同じ座標にある薬局は48軒(0.7%)でした。これを除いても、100m以内は48.9%です。
  3. 名簿で足した455軒も入れた参考の値(6,990軒)では、100m以内が51.1%になります。名簿で足した455軒は住所から座標を付けたもので、番地まで当たったのは358軒、町丁目までしか当たっていないのが97軒です。

数えた結果の観測です。薬局が近くに集まっていることの善し悪しや、出店・経営の判断を述べるものではありません。区ごとの数や順位、店名・住所は載せていません。

数字で見る

図1 いちばん近い他の薬局までの直線距離(都内の薬局6,535軒)〔1〕〔2〕〔4〕

100m以内49.3%
101〜300m39.1%
301〜500m8.6%
500mを超える3.1%

表1 区分ごとの軒数と割合

区分本体(6,535軒)参考(6,990軒)
100m以内3,220軒49.3%3,573軒51.1%
101〜300m2,556軒39.1%2,655軒38.0%
301〜500m559軒8.6%563軒8.1%
500mを超える200軒3.1%199軒2.8%
距離の中央値101.4m97.6m

参考は、本体に、名簿で足した455軒を入れた値です。名簿で足した455軒は住所から座標を付けたもので、番地まで当たったのは358軒、町丁目までしか当たっていないのが97軒です。〔2〕〔3〕

図1の棒の長さは、本体の薬局のうちその区分に入る割合です。距離は直線で、道のりではありません。数え方・出典・限界は下の「詳しく」にあります。

詳しく

数え方〔1〕〔2〕〔4〕

  • もとにしたのは、保険薬局の名簿(令和8年7月1日現在)にある都内の薬局7,132軒です。
  • 本体は、そのうち厚生労働省「医療情報ネット」のオープンデータ(2026年6月1日版)で対応する行が見つかり、座標がある6,535軒です。対応は、オープンデータの番号で取りました(6,278軒)。番号で見つからないものは、住所と名前で照らしました(257軒)。
  • 座標は、オープンデータに載っている所在地の緯度・経度をそのまま使いました。
  • オープンデータで対応する行が見つかったのに、緯度・経度がともに0だった24軒は、座標が無いものとして外しました。
  • 1軒ずつ、ほかのすべての薬局との直線距離(地球を球とみた大円距離)を測り、いちばん短いものをその薬局の値にしました。
  • 区分は、100m以内/100mを超え300m以内/300mを超え500m以内/500mを超える、の4つです。
  • 島しょ部(大島・三宅・八丈・小笠原の各支庁の町村)の5軒も本体に入っています。5軒とも、いちばん近い他の薬局は500mより遠くにあります(別の島の薬局がいちばん近い場合を含みます)。本土の6,530軒だけでは、49.3%/39.1%/8.6%/3.0%です。
  • チェーンの公式サイトなどから CrossHealth が別に集めた店舗の一覧は、公的な名簿ではないため使っていません。

同じ座標の薬局(0m)

  • いちばん近い他の薬局までの距離が0m(座標がまったく同じ)の薬局は、48軒(0.7%)です。
  • そのうち22軒は、住所が番地・号まで同じでした。同じ建物に2軒ある目安です。
  • 残りの26軒は、住所の番地が違うのに座標が同じでした。座標が町や番地の代表点に付けられている目安です。
  • どちらも住所と座標から見た目安で、現地では確かめていません。
  • 0mの48軒を除いた6,487軒では、100m以内48.9%/101〜300m 39.4%/301〜500m 8.6%/500mを超える3.1%です。

参考の値:名簿で足した薬局を入れた場合〔2〕〔3〕

  • 名簿にあって、オープンデータの前の版(2025年12月1日版)にも2026年6月1日版にも無い都内の薬局455軒を、本体に足した値です(6,990軒)。
  • 名簿で足した455軒は住所から座標を付けたもので、番地まで当たったのは358軒、町丁目までしか当たっていないのが97軒です。座標は、国土地理院の住所検索で住所から付けました。
  • 100m以内51.1%/101〜300m 38.0%/301〜500m 8.1%/500mを超える2.8%、中央値は97.6mです。
  • このほか、名簿にあって、オープンデータの前の版(2025年12月1日版)にはあったのに2026年6月1日版では見つからない薬局が118軒あります。この118軒を前の版の座標で参考の値(51.1%)に足しても、100m以内は0.3ポイントしか動きません。
  • 本体の6,535軒の1軒1軒にとっては、薬局が足されると、いちばん近い薬局までの距離は短くなるか、変わらないかのどちらかです。名簿から漏れている薬局がほかにもあれば、同じ向きに動きます。
  • そのため、直線距離で数えるかぎり、本当の「100m以内」の割合は、本体の49.3%より大きい側にあると見ています。ただし、足した薬局自身の距離も割合に入るため、必ずそうなるとまでは言えません。座標の誤差(番地が違うのに座標が同じ26軒・粗い13軒など)は、どちら向きにも動かします。

限界

  • 名簿の漏れ:保険薬局の名簿にあってオープンデータの2026年6月1日版で見つからない都内の薬局が573軒(名簿の都内の薬局の8.0%。参考の値で足した455軒と、前の版にはあった118軒)ありました。この薬局を本体に入れていないため、本体では他の薬局が足りず、距離は長めに出ます。どちらの一覧にも載っていない薬局があれば、同じ向きに効きます。
  • 名簿と対応が取れない行:オープンデータの都内の行のうち196行は、名簿の薬局と対応が取れなかった(名簿に無いか、照らし合わせで見つけられなかった)ため、入れていません。
  • 座標が0の薬局:緯度・経度がともに0だった24軒は、本体にも参考の値にも入れていません。入れていれば、距離は短くなる向きに効きます。
  • 照らし合わせの漏れ:番号が変わり、名前や住所の書き方も大きく変わった薬局は、見つからない側に入ります。
  • 直線距離:道のりではありません。道のりで測ると距離は長くなり、100m以内の割合は下がる方向に動きます。
  • 同じ建物:同じ建物にある2軒も、互いに「他の薬局」として数えています(0mの48軒のうち、住所が番地・号まで同じものが22軒)。同じ会社の薬局どうしも「他の薬局」に入ります。
  • 休止中の薬局:名簿には休止中の薬局も載っているため、「他の薬局」に休止中の薬局が入っている場合があります。
  • 座標の精度:オープンデータの座標を誰がどう付けたかは、元のファイルに書かれていません。緯度の小数点以下が3桁以下(約100mより粗い)の薬局が13軒あります。
  • 時点:オープンデータは2026年6月1日版、名簿は令和8年7月1日現在です。そのあとに開いた薬局・閉じた薬局は入っていません。
  • このページは距離の分布だけを数えたものです。薬局が近くに集まっていることの善し悪しは述べません。

出典 〔1〕厚生労働省「医療情報ネット」オープンデータ(薬局・2026年6月1日版、e-Govデータポータル)。CrossHealth が加工して作成 〔2〕関東信越厚生局「コード内容別医療機関一覧表(薬局)」(令和8年7月1日現在) 〔3〕国土地理院の住所検索(名簿で足した薬局の座標) 〔4〕CrossHealth の集計(2026年11月7日)

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